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ドラマ「殺人を無罪にする方法」の感想ログ

注:これは第一話だけの感想ログです。

注:ネタバレを含みます。

注:途中乱暴な表現があります。

殺人の客観的構成要件、主観的構成要件を重視する教授の授業に参加するギビンズ。

ロースクール入学が二日前で、尚且つ課題についてのメールが二日前だった事もあり、事前予習を一切行っていなかったギビンズは教授に目を付けられてしまう。

最初の試験は、「発表は最後だが、既に発表された案との重複は認めない」という難関の問題を出されてしまう。

ルールは事務所の中に存在する書籍、開示書類、アソシエイト(日本でいう弁護士に付いてる事務員さん)を使い、課題の事件弁護を各自一分間行う事。

成績優秀者四名を事務所に雇い入れる。最優秀者には「特権の証し」という形でトロフィーが贈られる。

このトロフィーを教授に差し出せば試験を一回免除される。

各自発表を行っていき、ギビンズが考え付いた案がどんどん消されていく。
ギビンズは「ストックホルム症候群を理由に正当防衛」という答えで試験を無事パスする事に成功する。

教授は席に座っているものは合格、その他は不合格。そして答え合わせに…。

私の手順は
1.証人の信用を落とす。
2.新たな容疑者を提示する。(これは被害者の共同経営者に当たる人間)
3.証拠を埋没させる(陪審員に膨大な量の情報を与えて、疑念の心を植え付ける)

これが勝つ方法。と結論付ける。

そして法廷の場へと試験は変わる。

一番最初の法廷で遅刻してきた生徒を戒めようとするが、逆に使える証拠を提示される教授。

それは「色覚障害について」だった。

また別の生徒は合法とはいいがたい手段でIT部門の男に近づき、メールを入手し教授に提示。

最後は教授が消し忘れた証拠「容疑者が鎮痛剤を買う防犯カメラ映像」を逆手に取り、証人召喚の場で刑事を召喚し、「警察が証拠を改ざんしたことがあるか否か」を問う。

教授は無事無罪を勝ち取り法廷勝利へと…。

成績優秀者の4人の名が挙げられ、仕事量増加を理由に例外として5人目となったギビンズは一度辞退を申し出るが、結局受ける事に…。

感想

色々な事が絡み合ったこのドラマ、冒頭で捜索願いが出されていた女性がドラマ後半で見つかったり、同じく冒頭で成績優秀者4+ギビンズが殺した人物が最後の最後で判明したり、面白かった。

第二話以降で4人+ギビンズが殺した理由等が明かされていくんだろうな。

メインストーリーとして法廷裁判があるけど、サイドストーリーとして、5人が殺しをした事、そしてそれを埋めるかどうか、何処で行われたか、は朧気ながら見えてくるが、「何故殺したのか」という理由が見えないので、主観的構成要件は満たしているが、客観的構成要件を満たしていないサイドストーリー。

その外側で、探されていた女性がギビンズの隣人宅を訪れていた男の彼女だったり…と、見続けないと判らない事がいくつかある。

ストーリー構成として、面白いと思う。メインの主軸を守りながら、サイドの顔をする5人の殺人。一話で完結した鎮痛剤殺人未遂事件というメイン。そしてその外側で本当のサイドストーリーとして書かれている女性失踪事件。

複雑に描かれてるけど、ひも解いてみたら意外と簡単そうではある。

でも今のところ、殺人の理由が見えてこないメインとサイド。

人間関係も複雑に描かれているので、これがひも解けていくと気持ちがよさそうではある。

気が向いたら次を視聴しようと思う。

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