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初恋の中年男  詩

夜這いにいくから二階の窓あけとって
そう最初で最後の初恋。
あなたに借りたインド放浪上下大切に
してたの!育児中にどこやら失い探してもなくて泣きそうだった。
借りた物は返さねばと強く思ってその
本が恋人だったの唯一の大切な恋は
恥らいで終わった悲しい恋。
冷や汗かいて気が張って手を握られた
ぬくもりが忘れられず、うつむいて
ハキハキ答えなかった私なの。
バカな娘だった。
デートするべにハイと言えないバカな
娘だった。

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