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初めての転職活動で大切だった3つのポイント

転機となりうる大きな動きをするとき。人の助けを借りますか。

一人の力で出来ちゃう人は強い人、優秀な人。
強くない、さして優秀でない自分は頼ることにしました。

今回は初めての転職活動を行う人や上手くいっていない人へ向けて。

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年始から始めた3ヵ月にも及ぶ転職活動にようやく終止符を打てた。現職で活動するのにはなかなか体力と気力がいるんだね。

1月には書類選考が通り面接が入り、「2月中には内定でるでしょ!」なんてお気楽モードでいた自分を吹っ飛ばしたい。面接に散々落ち、決まったのは3月の下旬。ギリギリながらも素敵な会社に出会えてよかった。

そんな3ヵ月に及ぶ活動をしてきて、これが良い結果につながったポイントだったなぁと思うことが3つあった。

①譲れない軸を忘れないこと

なんのために転職するのか。年収アップ、成長したい、労働環境の改善、、などさまざま理由があるだろう。その中で”絶対に”譲れないことを決めておく。

自分の場合は「完全週休2日制」と「人を深く関われる仕事」の2つ。年間90日もない環境はちと辛くなってきたし、根本に人が好きで多少は適性もあるから人と深く関わる仕事がいい。

現状を改善するためにたくさんの希望があると思う。けど、すべてが叶う転職ってそうそうないし、上手くいかなくなってくると優先順位がブレてくる。

そんなときに、最初に決めておいた譲れない軸の存在が役立つ。(未経験分野への転職で年収800万!など明らかに無謀な軸ならば活動の最中に修正必要かも)

②信頼できるエージェントを見つけること

よほど優秀な経歴の持ち主や転職経験があれば力を借りずとも大丈夫。だた、初めてならプロであるエージェントの力を借りた方がよいと思う。

転職サイトでは自力で応募から日程調節まで行う。エージェントに登録すると、志向にマッチした企業の選定や選考の対策、日程調節まですべて行ってもらえる。

エージェントの利用は無料。
内定をもらい入社が決まると年収の一定割合が会社に入る仕組みのため、営業的な側面(応募や入社を急かす、マッチしていないけど内定もらいやすそうな会社を勧めるなど)はないわけじゃない。

ただ一定数は親身になって接してくださる方はいる。そんな相性よく親切なエージェントに出会うことができるかがとてーも重要。だってこれから働く会社を決めるほどの大きな影響力を持つ方だから。

見極めるポイントは複数社のエージェント面談へ伺い対応を比べること(できれば3社以上は見たい)、今までの簡単な経歴を聞くこと(人の転機に携われるのが好き、経験が長い方は〇。数字を追うのが楽しい、経験が浅い方は△)

一方で、こちらも転職意思が強い(固い)ことと優秀な人材(or意欲溢れる)であることを初回面談時にアピールすることも大切。相手もビジネスでやっているので、転職希望が薄く、決まる見込みがない方を手厚くフォローできるほど暇でない。

加えて、こまめに状況(面接や志望度や悩みなど)を報告すること、やってもらって当たり前の精神を捨てて感謝すること、こちらも大切。

③フィードバックをもらうこと

自分の考える自分と、他人の考える自分に乖離ってありません。このズレを知ることが、有利に選考を進めるうえで武器となった。

選考を通して自身を知るために、良い結果につながるために、出会った人から「フィードバック」を貪欲にもらうとよき。エージェントの方はもちろん、面接官の方へもお聞きできる。

面接では逆質問と言って面接官の方へ質問できる機会がある。

ただ「フィードバックください!」なんて言い方だと自分本位になるから上手く言い換えて質問する。「ご縁があって入社したからには自身の強みを活かしてすぐに活躍したいと考えています。○○さん(面接官)のからみた自分の強さと弱さは何だと思いますか?」のように。

これを繰り返していくと、志望している業界や会社と自分の繋げ方(ここは活きる、ここは弱い)が体感としてわかってくる。

自分の場合は、教育業界から人材業界への業界チェンジだった。人材業界で志望していたのは個人営業職。数々のフィードバックを通し、ホスピタリティ偏重でなく、数字を追う営業面を持っているかのズレを解消できるように面接に臨むようになった。

面接では、親身なフィードバックやキャリアについてのアドバイスをくださる方もいらっしゃる。真摯に受け止めることの繰り返しが選考通過率を上げていった。

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この3つがポイントだった。特に2つ目!
転職活動をサポートしてくださる優秀かつ親切な方に出会えたのが大きかった。運がよかったよ…。

エージェントの悪評はネットで散見される。営業職ではあるかあら対応に対して疑問を感じることもあったのだろう。なんでこんな対応をするんだろう…と。

それでも、転職活動を終えたときに、以下のようなコメントをくださるほどに暖かい人に自分は出会うことができた。

○○様(←私)の人生の転機に携わる事ができましたし、とても嬉しいお言葉までいただけ、私の方こそ感謝ばかりです!このようなお言葉が励みになりますし、この仕事をやってきて良かったなと思う瞬間です。本当にありがとうございます。

「どんな転職結果になるか」は、「誰と共に活動するか」といっても過言ではない。

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