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ソウダンヌ。

地域のボランティア活動に参加しているのですが、そこのコーディネーターの方から相談を受けました。
週に1回、放課後に小学生を集めてちょっとした活動を行っているのですが
「おはなし会」の時にじっと座っていられない子が多すぎる…というお悩みです。
地域の語り部として精力的に活動されているおじいさん・おばあさんが、感情を込めて声だけでお話をしてくれるという活動です。
 
私は「おはなし会」の様子を見たことが無いのですが…話を聞くと全員がそう、というわけではないようです。
コーディネーターさん的には「是が非でも座らせたい」ということではなく「強制せず、子どもの意志で自然と座る方向にもっていきたい」と。なるほど。
 
さらに「ミーアさんに相談すれば何とかなるかな、と思って」と。
ご指名ありがとうございまぁす、ミーアです!フゥー!!(これ、元ネタ知っている方いたらボキャ天世代。笑)
 
とりあえず、お話をしている横で内容に沿った絵やスライドなどを見せてみてはどうか…って案を出してみました。
お話を耳から聞いて、頭の中ですぐに登場人物や場面のイメージを作り出せる子と頭の中ですぐにイメージを組み立てるのが難しい子がいるのではないか…と思ったんです。
 
ある情報を取り込むとき、視覚と聴覚(場合によっては触覚や嗅覚、味覚も)のどちらが優位に来るのか。それって結構、重要。
そして人それぞれ優位な感覚は違います。それを上手く補助してあげれば多少は違うのかな…って。
 
市の図書館で映写機を貸してくれるところもあるし、それでスライドを映しても良し。紙芝居などを見せても良し。
何かしらの方法で、耳だけでなく目からも情報を提供して、お子さんのイメージを補足するお手伝いをしたら興味・関心を集められるかもしれません。
 
異学年のお子さんが集まる活動はどの年齢に対してアプローチするのか迷いますね。
低学年に合わせすぎると高学年が飽きてしまうし…。
かと言って高学年に標準を合わせると今度は低学年がチンプンカンプン。
どういったアプローチがしっくりくるのか、いろいろ試してみる価値はありそうです。
 
以前、語り部のおばあさんが「三枚のおふだ」という昔話を感情100%で語ったら、低学年があまりのリアルさに怖すぎて泣いた…というエピソードが私の中で不動の1位です笑。
 
そのエピソードをふと思い出して。
「ねぇ、夏限定で『おはなし会・怪談オンリー』とかどう?」って笑。
イメージは稲川淳二さんの怪談ナイト。
昼間だけどちょっと部屋暗くしちゃう笑。
 
怖いなー、怖いなー。
おかしいなー、おかしいなー、って笑。
 
意外と運営側に好評だったので、実現してほしい。
怪談オンリーおはなし会。フゥー!!


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