私のテレビには、字幕機能がついている。ボタンをオンするだけで、字幕対応の番組やCMに必ず字幕が付く。字幕機能、私にはとても助かっている。

特にドラマでは、登場人物が何を話しているのかが、聞き違いすることなくすぐわかるからだ。以前、よく聞き違いをする、もしかして私がAPD（聴覚情報処理障害）なんじゃないかということを書いた。

映像と音声だけでは、いまいち内容を把握しづらいんだよな。テレビを見るときでも、ドラマの場合、耳を頼りに理解しようとなるとどこかで聞き違いが発生して、混乱してしまう。混乱すると楽しめなくなるのがつらい。

私の場合、耳からの情報よりも目からの情報が入りやすい。なので、字幕付きの方が正確にセリフなどの情報をつかむことができる。セリフも一字一字見るだけで何を言っているかを理解できるし、字幕は内容を理解するための補助ツールとして大いに活用している。字幕様様である。

だけど、テレビは字幕でも楽しめるということを知らない人が結構いるらしい。

APDの方も字幕があればテレビを楽しめますよということ、字幕はテレビだけでなく、映画や演劇など幅広く活用されつつありますよということ。これらのことをもっとアピールをしていくべきだよな。

字幕は、聴覚に障害がある、または聞こえづらくなったお年寄りのためのものだと思い込んでいたが、いざ使ってみると、聞き違いをしがちな自分にもジャストフィット。ぜひ、APDの方（かもしれない方）もリモコンにある字幕ボタンを押して、字幕放送を活用してほしい。