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コミュニケーションの教科書⑤~ストロークの性質【2】

※連載シリーズになっているので、
①~④の内容を踏まえた上で
お読みいただくとより面白いと思います。

↓ ↓ ↓

前章での課題は、
自分の欲しいストロークは何?
ということでした。

実際、取り組んでみると難しいことに気付きます。

・照れくさい
・わざとらしくて素直に受け取れない
・自分の欲しいストロークがよくわからない

これが本音じゃないかな?
ストローク理論を理解して、
ストロークを意識し始めると、
コミュニケーションが不自然になります。

ぎこちない空気が漂います。
これはね、「意識」するからなんです。

たとえば、陸上競技。
普通の人はみんな自然に走れます。
でも、正しい理論、正しいフォームを習うと、
初めのうちは、
みんな笑っちゃうくらい
不器用なフォームになるんです。

それと原理は同じ。
ストロークを知った後、
しばらくはコミュニケーションが、
チグハグに感じられるかもしれません。

でも、じき慣れます。

さて、赤ちゃんは、
むちゃくちゃ情緒不安定です。
笑ったと思ったら、
いきなり怒ったりします。
感情がコロコロ変わる。

訳分かりません。
でも、これ実際のところ、
本人も訳分からないんです。

自分がなぜ笑っているのか、
自分がなぜ怒っているのか?
自分で自分をわかっていない。

自分が
「なんでウキウキしているのか?」
「イライラしているのか?」

自分のことを見つめる
もう一人の自分がいると、
情緒は安定します。

ストローク理論の本質を理解すると、
これができるようになります。

そのためには
自分自身の内面(いいところも悪いところ)を
ぜーんぶ、ひっくるめて自覚することが必要になってきます。

難しいかな?
そのためには、
自分の気持ちを書いて書いて
書きまくるのが効果的なんです。

そのための課題を
ばんばん出す予定ですので、がんばりましょう!

<課題① 欲しいストロークは何だろう?>

ヒント
 ・されると嬉しい行動、イヤな行動は?
 ・言われて嬉しい言葉、イヤな言葉は?

(例) ・相談に乗ってくれる。 
    ・話を黙って聞いてくれる。
    ・疲れたときは放っておいてくれる。
    ・頑張ったときをちゃんと見てくれて、
     めちゃめちゃ褒めてくれる。
    ・ダメなときはダメと叱ってくれる。

※自分の心に素直になって書いてみよう。
 (5分。箇条書き)

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最後までお読みいただきありがとうございました。
これを読んでくださったあなたの
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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