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皆がどうやって創作しているのか、知りたかったりしない?

今回はちょっと真面目なお話になると思います。(のでバランスをとるために先に下らないことを言っておきます。うんこ!!!!)

今日のお昼ごろ(まだお昼か)、こんなツイートをしてみました。
※ここでいう「創作」はあらゆる分野の創作であり、記事中出る例は僕の思いつく範囲で書いたものに過ぎません。

昨今、リモート会議や配信など、オンラインでリアルタイムに何かを発信するという手法が驚くほど身近になりました。

僕のいる演劇界隈でもその例に漏れず、オンライン配信が盛んにおこなわれています。Zoom演劇というワードを、もしかしたら聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。

で、思ったんですが。

公演以外にも何か発信できること、あるんじゃないかなぁ……?

僕は、作り手としても、受け手としても、その作品が作られる際の思考の過程(例えば、このシーンはこのシーンとの対比になっている、ここで〇〇が「××」と言ったのはこういう意図がある……など)がとても気になる性質なんですが。

こういうところの思考法というか、ノウハウって、あまり共有されないんですよね(共有することの是非についてはここでは問いません)。

ちょっと話は逸れるんですが。
僕の周りで、たまに「どうしたら演劇界隈が盛り上がるか」といったような話が出ることがあります。
その話の中で様々意見は出るんですが、最終的には「俺らは俺らで面白いもの作っていくしかない」みたいな結論に至ることがよくあって。

それって違くない?

結局それだと、知っている人が知っている人の公演を観に行き、知っている人同士で盛り上がることしか出来ないと思うんですね。
それに、若い世代(僕もそうです)もゼロから学び始めなければならないので、育つのも遅くなる。
結果、クローズドな場でクオリティの担保されない作品が量産されることになる(勿論、仮にそうであってさえ面白い作品はこの世に沢山ありますが)。

今、オンラインで世代の上下も団体も関係なく集まっていて、リモート会議や配信も広く浸透してきています。
だから、この機にノウハウの共有をしたり、その様子を配信して色んな人に興味を持ってもらった方が絶対にいいと思うんです。

創作って、どの分野であれ色々な考えや意図の下に成り立っています。
そういった視点を持つことで、今までとは違った面白さに気づけたり、自分も何か創作を始めてみようか、と思えるのではないでしょうか。
脚本や、小説、漫画以外にも、舞台製作や小道具などいわゆる裏方のプラン作りとか、ちょっと気になったりしませんか?

と、いうことで、ちょっとした興味もあって、最初のツイートに戻る訳です。
もしよければ、アンケートに答えてくださるとうれしいです。(あと良ければ拡散して!)

6月9日追記
アンケート結果出ました。ご協力ありがとうございました。

ちなみに「見たくない」を項目に入れたのは、良くも悪くも作品の「見方」を変えてしまう可能性があって、そういう視点なしで純粋に作品を楽しみたい方もいるかと思ったためです。
「見たくない」や「興味ない」も、遠慮なく押していただいて構いません

最後に「脚本づくり」について僕がざっくり考えた企画例を書き記しておきます。ざっくりなので粗も多いです(予防線)。
※もし面白いと思った方、実際に試していただいてOKです!

期間:1ヶ月(可変)
人数:4人ほど

週1回、計4回のディスカッションを行いながら、一人20分の脚本をそれぞれ執筆し、YouTube Liveで朗読形式で配信することを目的とする。ディスカッションの様子も配信する。
執筆中の作品は各回ごとに公開し、配信の視聴者も自由に読めるようにする。

ディスカッションは主に参加者内で行われるが、都度YouTube Liveのコメントも拾う(判断は司会に委ねる)。
コメントを拾うことは、外部からの創作への参加にも繋がる。

進め方としては、以下の2択

・執筆者がまず自分の作品について内容やシーンの意図などを説明し、それに対して他の参加者が自由にコメントし、討論する。(これを各執筆者順に行う)

・ある一人(そのグループで最も経験がある人、あるいはプロ)を"講師"として、執筆者と一対一で対話する。その後、他の参加者からのコメントも受け、次の執筆者に交代する。

いずれの場合も、対話を通じて執筆者の思考の流れが可視化され、YouTube Liveを通じて「脚本を執筆する人が何を意図して書いているか」が外部に伝わる。

「おー、面白いじゃねーか。一杯奢ってやるよ」 くらいのテンションでサポート頂ければ飛び上がって喜びます。 いつか何かの形で皆様にお返しします。 願わくは、文章で。