8号 まだまだ中一ごときに負けるわけが、、、負けてしまった
先日の息子の野球練習での一コマ
ごく稀に神宮球場の室内練習場で贅沢にも
貸し切り練習をさせてもらう機会がある。
この日は練習開始の1時間前に集合し、
ウォーミングアップに続いて外周走。
1周1.3kmを3周で約4km
タイムの目安は20分
4月から入部予定の小学6年生数名も混じり
30名近くでスタートを切った。
1周目は最後尾からゆったりスピードの集団に
どうした、頑張れ頑張れ!!
と、優しく励ましながら見守っていた。
2周目に入る頃には先頭集団が既に視界から
消えていたので気になった。
ふと、中一ってどの位のペースで走るんだ?
そこから徐々にスピードを上げていき
先頭追撃モードに入った。
2周目の半分で息子発見!!
父親の力を見せつける絶好のチャーンス!!
ということで、あっさりと抜き去った。
2周目の終わりまでに前に見えるのは三人
まだまだ50mほど差が開いている。
ただ、抜くのも時間のうち、、、
そう思ったのが甘かった。
最後の1周は1km/4分を切るペースで猛追
一人抜いたが、その前の二人は抜けず。
こいつら早え、、、
いや俺もそこそこ早かったはずだが、
中一のスピードには勝てなかった。
四十を超えたオッサンが戦う場を
間違えるとこうなるの図である。
20km、40kmのマラソン距離なら勝てる。
その自信は今でも全く揺らいでいない。
しかし、短距離、短期決戦ではもはや
中一の早い子には勝てない。
短期戦を戦おうとしているのか、
長期戦を戦おうとしているのか、
自分が戦う場所を選ぶのは大切なことだ。
ただ走るということでも
どれ位の距離、タイム、大会を目指すか
明確になっているとやることも決まる。
ビジネス、仕事でも同じだ。
目指すところが決まっていると
そこに到達するためにやることも決まる。
とりあえず息子に勝てて良かったが
同時に早く追い抜けよとも思ってしまう。
ちょっと大人気ないかもしれないが、
元気なうちは実力を見せつけてやろう。
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