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メラビアンの法則

こんにちは、かとしょーです♪
メラビアンの法則というものをご存知でしょうか?
メラビアンの法則とは「矛盾した情報を与えられた人は何を優先して相手の感情や態度を判断するのか」を研究した結果、導き出された法則で、「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の3つがどれか1つでも一致しない場合には、視覚情報>聴覚情報>言語情報の順番に優先されるというものです。

別名、3Vの法則とも呼ばれるこのメラビアンの法則は、よく第一印象の大切さや見た目の重要性を訴えるのに誤用されるそうですが、
大事なことは「矛盾した情報」の部分です。

顔は笑っていないのに楽しいと言う人や笑顔で腹痛を訴える人、といった一目見て「あれ?本当にそう?」と疑う状況のときに「言葉の内容よりも口調やトーン、口調やトーンよりも表情や動作といった見えるもの」を優先的に相手の状態を判断する為の根拠とする。
ということを示した実験ですが、翻って情報の整合性が取れていればより相手に伝わりやすくなるということも示しています。

即ち、目で見える情報+口調などの聞こえる情報+言葉の内容という読解する情報に矛盾がない状態を意図的に作れば伝えたいことが伝わりやすくなるのです!

よくドラマやアニメなどで「照れ屋で本当に思っていることとは表情や口調が乖離してしまうキャラクター」が周囲の人とすれ違いを起こす場面や、
いつも話している人の表情が普段のものと違うという矛盾した情報から心配をするシーンが描かれていますが、
あれらは実はメラビアンの法則における矛盾した情報に対する反応として、本当に起こり得るものなのです。

つまり、周囲の人との円滑なコミュニケーションの為には与える情報に矛盾がない「素直さ」が必要です!
ただそれだけで周りの人とのすれ違いは大きく減ります。
実は伝える力というものはテクニック以上に、今回のメラビアンの法則の例のように心構えや何らかの前提条件を満たすことのほうが大事であることが多いです。

だからこそ、伝える力は誰でも身に付けられる力です!
特別な才能や技術は必要ないのですから!
ただ真っすぐな思いがあれば向上させられる、しかも人生レベルで役に立つ、そんな力なのです。

だからこそ、この記事を読んでくれた皆様が素直に伝えることを実践し、その大切さを周りにも伝えてコミュニケーションで困る人が減ることを祈っています♪

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