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DAY24#48/ターぺ

最近、キャロル・キングばかり聴いている。
Spotifyでは普段、ジャンルも時代も問わずなんでも聴くが、今はキャロル・キング。
キャロル・キングといえば、名盤中の名盤オブ・ザ・名盤である「ターペストリー」である。私は朝から晩まで「ターペストリー」を聴いている。
ターペストリーの和訳タイトルは「つづれおり」だが、これは好きじゃない。「ターペストリー」がいいのだ。英語の原題は「tapestry」だ。
tapestryというのはなにかというと、インテリアとして飾る用の織物だ。日本では「タペストリー」って呼ばれるケースが多い。「タペ」だ。
タとペの間を伸ばさない「タペ」だ。「タペストリー」だ。私は「ターペストリー」と呼ぶ派だ。「ターぺ」だ。ニュアンスとしては「オレンジ」ではなく「オウレンジ」と発音する感じに近い。

私は朝から晩までキャロル・キングの、その「ターペストリー」というアルバムを聴いているのだが、このアルバムに収録されている曲は、みなさん一度は耳にした事がある曲ばかりだと思うし、ひょっとしたら、どっかの中学校の音楽の教科書とかに載ってるんじゃないかな?くらいスーパーポピュラーなアルバムである。

でも私、今日の今日まで、キャロル・キングってどんな人で「ターペストリー」がどんなアルバムなのか全然知らなかった、ていうか、興味を持った事がなかったの。で、すぐWikipediaとかで調べたのね。まだご健在で現在81歳とのとこ。「ターぺストリー」をリリースしたのは、彼女が29歳の頃で、2児の娘を育てているシングルマザーだった。自立した大人の女性である。
そんな彼女が自分で詩を書き、曲を作り、自分で歌う。シンガーソングライターってやつだ。
当然、その頃の彼女の「等身大」が楽曲にも反映されている。「イッツ・トゥー・レイト」は別の人が作詞してるけども。

私の母親とか叔母さんとかが二十代くらいのときに世界的にめちゃくちゃ売れてた曲だと思うけど、当時の女性たちにこの「ターペストリー」は、どんな風に響いてたんだろう?

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