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行政書士受験生がFP3級に挑んでみた⑦

阿川佐和子さんは、自身の著書
「聞く力 心をひらく35のヒント」
(文藝春秋)で、次のように書かれています。

「話を聞く。親身になって話を聞く。
それは、自分の意見を伝えようとか、
自分がどうにかしてあげようとか、
そういう欲を捨てて、
ただひたすら「聞く」ことなのです。」

行政書士として、
あるいはFP(ファイナンシャルプランナー)
として、
お客様とお話をするようになった場合には、
まずは、阿川さんが仰っているように
「聞く」ことを実践しなくては、と思いました。

そのためにも、
FPの知識が役に立つと思います。

少し前のデータにはなりますが、
「東京都行政書士会33支部による
街頭無料相談会実施報告(平成25年度)」
によると、「遺言・相続・贈与等」の相談は、
全相談件数の約60%と掲載されていました。

ということは、残りの40%は
専門知識外のことを
聞かれていることになります。

*遺言・相続・贈与等以外では、
不動産問題、成年後見、社会保険、労働保険、
近隣問題等のようです。

相談に来られた方の話を「聞く」ためにも、
最低限の知識がなければ、
相槌すら打てなくなります。

FPの知識と行政書士の知識があれば、
先述の相談会においても90%以上のことを
答えることが出来そうです。

以前、資格試験において大切なことは、
「結果を出すこと」だと書きました。

その結果を出すために、
膨大な時間をかける資格試験の勉強を
漫然と継続することは、
なかなか難しいですが、
それぞれに意味を持たせると、
少しモチベーションも上がると思います。





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