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生きているうちに親孝行

定年退職をした父と母を連れて喫茶店へ行った。

最近両親が年とったなぁと感じる。

例えば、手の甲のつやのなさ。
白髪。
少し背が低くなったように思う。
病院へ行く頻度もふえたようにおもう。
食べ物も油物はあまりたべていない。

あと何年一緒に親子でいれるかな。

わたしの父方の祖母は私が高校2年の時に突然亡くなった。

初めて死人に会うできごとで、その時初めて死んだ人の冷たさを知った。

人は必ず死ぬ。
医療は進歩しても、必ず死ぬ。
延命はできても、必ず死ぬ。

生活していると、自分の死を忘れる。
まだ若いから、まだ死ぬには早い。
とんでもない勘違いをしている。

今日を1日過ごせることは宝くじがあたるよりラッキーなことで、生きてるうちに自分にお金をつかうより、自分に時間を費やすより誰かに捧げることができたら幸せなことだとおもう。

死んだ相手にはやりたくてもやれないから。

オムツをかえ、泣く私を抱きしめ、育て、教育し、愛してくれた両親。
あとどれだけ親孝行できるかわからないけど、後悔のないように100%だしきりたい。

その姿をわたしの子供がみて、何かうけとってくれたら、どんな思いでもいいから。
そうしたら、わたしの子育てしている意味があるとおもう。

いいことも、わるいことも全てみえている。
近くの人はとくに見ている。

今一度、せなかを伸ばしてシャキッとしたいと思った。

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