絵本作家になりたい。
ふたご2️⃣が言い出した。
『学校のみんなが楽しく読める本をつくりたい』
1人でノートをちぎり、見たいポケモンも見ずにせっせと文章を書く。
仕上がったから見て欲しいと言われて読んでみた。
前半5行ほどは文書として成り立つが、それより後は急展開もひどいもので、文書として無茶ばかり。
普通ここで、『おもしろかったよ。えらかったね』と言うのが良い親かもしれない。
私はちがう。
『なんやこれ、こっから後、全っっ然あかんわ』
ショックを受けた顔はしていた。
ここからの展開が無茶があることや、文書がおかしい部分を伝えて、2人で書いてみた。
ここから、どう展開していく?
プレゼントの中身は?
だれがリーダーにする?
いろんな案を出し合った。
2時間かけてなかなかの大作ができあがった。
仕上げたものをラミネートして、紐でくくった。
仕上がった記念すべき第一作をもう一度読んだ。
とても満足そうなふたご2️⃣
絵本作家という仕事があることを伝えたら、にんまり笑って、なってみたいなぁ。と一言。
しばらくまた、(実は、1歳から5歳までよく通っていた)図書館通いが我が家の遊び場になる予感がした木曜日の夜のはなし。
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