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それでも今を生きてゆく【人生エッセイ】

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長年の接客業の経験から、また心理学から考えた生きること、人生についてのエッセイです。
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#心

二人の大切な時間。

「私が原因じゃなかったのだけど、お客さんにひどく叱られたんだよね」 珍しく奥さんが、ひど…

青木詠一
3年前
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寄り添うこと。

青木詠一
3年前
48

心の中の天気予報。

朝、起きてカーテンを開け、空を見上げる。 それと同じように、朝起きるとこの頃私は、心の中…

青木詠一
4年前
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広島と戦争の傷跡。

とても不思議な話なのだけど。 昔のこと、広島に住んでいる友達に、たまたま会う機会があって…

青木詠一
4年前
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言葉と心のあいだには。

昔、パソコンがまだなかった頃、私はワープロで短い日記を書いていた。それがいつしかさらに短…

青木詠一
4年前
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戦っている心のために。

昔のこと、社員が何人か、辞めてしまったため、怒涛のごとく忙しい日々を過ごしていた時期があ…

青木詠一
4年前
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心のさざなみと流れ星と。

あまりにも急に、誰かの心のさざなみに触れたとき、私の心にも風が吹いて、さざなみが起きたりすることがあります。 言葉の持つ不思議さを、いつも私は思っているのだけど、例えば誰かの小さな言葉に、心が傷ついたとしても、違う誰かの同じ言葉に、心にやさしい波が起きて、どこか救われてゆく。 たぶん、ひとつの言葉にも、その人独自の性格というか雰囲気を、まるで自分が育てたように形成され、誰かの心へと向うのでしょう。 そんなとき、人の心にさざなみが起きる。 小さな子供に言われた「ありがと

萎えた心の直し方。

心が急に、萎えてしまうことがある。 あれはなぜなんだろう? 夕方のこと、相手から私の依頼…

青木詠一
5年前
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失いそうな心を取り戻す方法。

人の心は、案外、簡単にどうにでもなるものだなぁと、この頃の私は思う。人の、といっても、そ…

青木詠一
5年前
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心に羽根が生えている人。

いろいろと思い悩むことは多いけれど、たぶん、今のこの私には、時間が必要なんだと思う。 自…

青木詠一
5年前
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強い心とやわらかな心。

強い心を持つよりも、やわらかな心を持つほうが いいのではないのかとこの頃、思うようになっ…

青木詠一
5年前
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心の一番明るい場所。

私はずっと、この欠けた心について考えていた。 それはかなりストレスの溜まるやっかいな作業…

青木詠一
5年前
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言葉のキャッチボールとグローブ。

言葉のキャッチボールなんてことをよく言われるけれども、本当にキャッチボールをするように、…

青木詠一
5年前
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絵本と言葉が伝えるもの。

昔、子供によく寝る前に絵本を読んであげていた。布団の中で読む絵本はとても気持がいい。あの頃、もしかしたら、子供たちよりも私の方が、絵本が好きだったかもしれない。 私は絵本のあの素直で単純なところが好きだ。そのシンプルな文と絵から思うままに、自由に喜び悲しみを感じることができる。 例えば「私はおかあさんがすき」という文だったとする。 好きと言う言葉の中には”どんなふうに好きなのか?”どのくらい好きなのか?”また”なぜ好きなのか?”お父さんはどうなのか?” ”昔から好きなの