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備前焼のこと(一)初岡山

感染症規制が終わったら訪問したいと待ちに待ったのが備前焼めぐりです。
強く惹かれる備前焼でしたが、焼き物については全くの素人で自身が何に惹かれているのかも表現できませんでした。

随分前に読みましたので内容の記憶がほぼ飛んでおりますが、
『里山資本主義:藻谷浩介・NHK広島取材班共著』と『腐る経済:渡邉 格著』の舞台(*今は移転された様です)が岡山の印象でした。
個人的に筆者が国産珈琲農園のメンバーになっていることのほかに、晴れの日が多いこと、皮ごと食べられるバナナなどの果物栽培、瀬戸内の穏やかな海と山。
庶民に開かれた日本最古の閑谷学校。
柔和で思慮深く、それでいて芯の強いイメージがなんとなくありました。

初めての訪問地で歩き回ることを予定していたため、
今回は宿を取ろうと思いました…が、数少ない宿泊施設は満室でした。
そこでお世話になりましたのが、民泊です。

東京から岡山に向けてサンバーと走ります。
関西に入りSAで仮眠を取り備前に入ります。
流石の2009年製ナビで、またもや振り回してくれました。
が、思いもかけず海沿いを走ることで、素晴らしい景色と目の前に現れた『海の駅』で休憩することができました。
迷いながら(ナビがあるのに・・)到着。

民泊の良さ
お世話になるY様のお宅です。
リタイヤされてからご自宅を簡易宿泊登録し、主に国外から来られる方を受け入れていらっしゃいました。
人生の大先輩ご夫婦には一言では言い表せないほどお世話になりました。
ほんの少しですが、ご家族のお部屋を間借りするタイプの民泊を利用することでよりローカルな経験をすることができます。その土地の人や背景をリアルに感じることで深まる理解があると思いました。備前焼について教えていただいたり、素敵なお店に連れていってくださいました。
夜遅くまでお話も弾みます。
プチ国内留学ホームステイのような、この年齢でこの様な体験をさせて頂けるとは思いもしませんでした。
出逢いは旅の醍醐味でもあります。

Y様宅の保護猫たち。







お力添えいただけますと幸いです。