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アトピー性皮膚炎と生きる人生 〜スピリチュアル的な解釈〜


生まれてすぐ、食べ物アレルギー&アトピー性皮膚炎であることが判明した。母親は家中の床をピカピカに磨きあげ、埃が出ないように必死に努力をしてくれた。白砂糖や、小麦、卵もダメだった子供時代は、食べたくて仕方がない真っ白なショートケーキを我慢して、和菓子やフルーツで我慢をした。

食べるものが限られていたからか、幼稚園生だけど、やけに首がすらっと上に伸びていて、すらっとしていた。
小学校の林間学校や社会見学の際は、卵アレルギーに必ずチェックし、いつも自分だけ特別メニューだった。
今は完全に卵を食べられるようになったが、当時の一度も口にしたことがない卵に対する憧れは凄かった。

小学生高学年くらいに上がった時に、初めて、黄身までしっかり火が通してある目玉焼きを口にした。あの瞬間は鮮明に今でも覚えている。味は意外に普通である意味感動していた笑

中学、高校に上がると、制服生活が続いた。
アトピーがひどい私にとってはスカートを履くという行為は地獄のようだった。アトピーは腕の関節の裏や、膝の裏に酷く症状として現れていたので、スカートを履いている限り、アトピーの症状が酷く出ている箇所を隠して歩くことはできなかった。象の肌のようにゴワつき、色素沈着で黒ずんでしまっている肌を見るたびに酷く落ち込んだ。

教室で、先生に名前を呼ばれて前に行くときに、後ろからみんなに膝の裏を見られているんじゃないか、廊下を歩いている時、みんなにジロジロ見られているんじゃないかと、自意識過剰なくらい気にしていたのを思い出す。

ある時、嬉しいことが起きる。
中学生のとき、学校の研修でオーストラリアのケアンズへ行った。お土産に母が喜びそうなオイルを買って帰った。
しかし、帰国してから、2.3ヶ月経っても、母はしばらく、そのオイルを使っておらず、代わりに自分が試してみようと、興味本意でアトピーの箇所に塗ってみた。するとみるみるうちに肌質が変化していったのだ。とても嬉しくなり毎日のように塗り続けた。
すると、あんなに黒ずんでいた色素沈着も、象の肌のようにごわついていた肌もスベスベになり、嘘のように綺麗になっていったのだ。
その魔法のようなオイルとは、【ホホバオイル】という当時はあまり聞き覚えのないオイルだった。

その後、私は自信を持って学校の廊下を歩けるようになり、過度な心配をせずに済むようになって行った。

それでも尚、アトピーによって残った後や色素沈着は身体のどこかしらに常にあり、それを無意識的に気にし続け、積極的にスカートを履いたり、ビキニを着て思いっきり海水浴をするなんてことは、私の人生の中においてほぼなかった。

大人になるにつれ、例えば好きになった男性にどのように思われるか、などと気にすることもあった。他から見たら、私がアトピーだったなんて気がつかなかったと言ってくれる人がいたが、私はその言葉をずっと信じられずにいた。幼き頃のトラウマや強い思いを完全に打ち消すことの難しさを感じた。

その後、何か自分の中でストレスを感じていたり、言いたいことが言えなかったり、消化しきれていない感情などが内側にモヤモヤと広がっていると、それに比例して、カラダに現れるアトピーが酷くなったりした。まさにマインド・ボディ・スピリットは三位一体であることを実感する。

コロナ禍で新人の社会人になって、プレッシャーで押しつぶされそうになっていた時は、自分が実際にやっていることと自分のスピリット・本当の声が本当にやりたい事との間に乖離がありすぎたせいか、絶対にぜっったいに出てほしくなかった、顔にまでアトピー性皮膚炎の炎症が出始めた。

皮膚科を一体、幾つハシゴしたのだろう。
どこにいっても、先生たちは原因はよくわからない、とりあえずステロイドを〜〜錠と〜〜を出しておくからね〜〜と軽やかに私の診察をこなしていった。
そうなることは予測していたが、全くの根本治療になっていないことへ、どうにもできない悲しさをどこかで感じていた。

そう思いながらも、どこかで、これは、マインドやスピリットや目に見えない存在、宇宙などからのメッセージなのかもしれないと感じていた。
身体に現れる異変には必ず意味があると信じていた。

だって、仕事を辞めた瞬間にあれだけ酷かった、アトピーが嘘のように消えたのだから!!
自分のカラダを知るためには自分の心をもっと知る必要があるとその時に強く感じたのだ。

今回この記事を書こうと思ったきっかけは、今まさに久々に顔に炎症が出たからだ。
こうなったからには、しっかりと自分の心と向き合うことにした。

今思えば、最近の自分は、もっと自分軸で生きた方がよかったし、ハイヤーセルフとの繋がりも薄れていた。
そして、新月、皆既日食と地球全体のエネルギーが高まっているというタイミングもあり、まさに自分のステージが変わるタイミングだということをカラダでキャッチしていたのだ。

アトピー性皮膚炎とスピリチュアルを繋げることに批判的な人もいるかもしれない。
ただ、当事者として、実際にこのスピリチュアル的な思考に救われることも多かった。もし、ここの理解がなければ、私はただただアトピー性皮膚炎で年がら年中、グジュグジュで可哀想な人間だと卑下していたと思う。

朝、起きてベッドのシーツに血が滲んでいる絶望。
夜掻いてしまったからには、自分を責めたくても責められない。
自然と真っ白でスベスベな肌をあらわにする友達を気にする自分。
体操着が嫌で、腹痛だと嘘をついて保健室にこもっていた小学生時代。

でも、もう私は大丈夫。
ロンドンでの生活やバッグパック生活を通じて、いろーんな大きな世界を見て、ありのままが、美しいということ。
どんな自分も美しく、誰も私のことなんて気にしていないということに気がつけたから。私しか気にしていなかったのだから。

まだまだ、自分のマインドと向き合い続けていかなければいけないし、自分が見ている現実は全て自分が創り上げているということを意識していかなければいけない。

But i think its almost thereeeeeeeee
YAYYYYYYYYYY
Much LOVE🧡


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