梅ジュース完結編2023
今年の夏も、梅仕事から始まりました!
梅ジュースを味わうべく、南高梅の砂糖づけ(シロップ)を毎年作っています。梅にはクエン酸が含まれており、回復・解毒・排泄の効用があります。夏の疲労回復にうってつけですね。
「梅を凍らしてから漬けると、失敗が少ない」ときき、はじめて事前に梅を凍らせるレシピにチャレンジしました。
梅シロップが仕上がるまでの経過を、ざっくりとご紹介しますね。
1日目(6月18日)
さっそくスタートです。
すでに昨晩、南高梅を冷凍庫へ投入ずみ。
梅1キロ入れるスペースを冷凍庫に確保するのに悪戦苦闘。なんとか凍ってよかった!
我が家はジップロック派。確実にすべての梅がお砂糖に浸かるので、失敗が少ないです。
凍ったままの梅をジップロックに入れ、お砂糖を注ぎ込みます。この状態で室温保管スタート。エアコンなしのお部屋でもOK。
梅一キロに対し、お砂糖一キロ使用。
このお砂糖の量を、この夏にすべて飲み干すのかと思うと戦々恐々。
左側がてんさい糖、右側がブラウンシュガーです。
てんさい糖が売り切れていたので、ブラウンシュガーを購入してみたてんまつ。結果はいかに?
2日目(6月19日)
割とすぐ、梅から水分が出てきました。水分なのか、結露なのか分かりにくかったのですが、あきらかに浸かっています。てんさい糖のほうがはやいです。粉状だったからかな?
冷凍しなかった去年に比べて、明らかに進行が早いです。
一日二回の天地返しは必須。
(下側の砂糖が溶け残るのため。)
3日目(6月20日)
漬けている最中はガスが発生し、自然にジップロックが膨らみます。
てきぎエア抜きします。ジップロックの中にたまった空気を、外へ逃がす瞬間、甘くていい香り!
深呼吸の準備をお忘れなく。
4日目(6月21日)
去年に比較し、明らかに早く浸かりました。
左のてんさい糖は、だいぶ溶け切っていますね。あと一息!
5日目(6月22日)
左のてんさい糖は、完成!わずか5日!奇跡ですね。カビる隙も与えません。
「失敗が少ない」理由がわかる気がします。
6日目(6月23日)
右側のブラウンシュガー版も完成(^^)
まずシロップをびんに移し替えます。梅は煮込んで梅ジャムに。この夏のおともが仕上がりました!以降は、冷蔵庫での保管に切り替えます。
さっそく梅シロップを炭酸で割って飲みました。
スッキリした甘さでおいしい!梅のパワーでこの夏を乗り切りますね。
まとめ
梅シロップをつくるにあたって、事前に梅を冷凍しておくと、失敗が少ないとわかりました。例年なら三週間かかるところ、一週間かからずで完成です!
はじめて梅シロップをつくる方は、しっかり浸かるまで心配が尽きないと思います。
初心者の方にはおすすめの方法です。
ただ、あまりに早く完成するので、びっくりするばかり。
冷凍する=繊維をこわすことになるので、不自然といえば不自然かも。梅のエキスをいかに抽出しきるかが宿題になりそうです。
日本でとれた梅を、旬のうちにいだだけて一石二鳥。地産地消の保存食。
夏がおわる頃には飲み終わる予定です。
体に優しいレシピでした!
※タイトル画像は「ayakonishihara」さんにお借りしました。ありがとうございます!
※こちらは昨年の梅仕事の様子。
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