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マラソン挑戦中に、沿道から元気をもらった言葉【3選】

昨日東京マラソンに出走しました。想像以上に外国人が多くてびっくり!スタート地点は、まるでカーニバルのような盛り上がりです。

沿道では、応援メッセージを掲げた人々がたくさんいて、暑くてしんどかったときに元気をもらいました。ありがとうございます。おかげさまで無事に完走できました!

そのなかでも、とくに心に残った言葉(応援メッセージ)を三点ご紹介します。


「間に合います」

けっこうのんびり走っていたので、たびたび「Hurry up!」と急かされていました。実際、ランナー収容関門まで何キロで、あと何分残っているか計算しながらの行程。急かされて走る場面もあれば、「間に合うよー」と声をかけてくれる人も。

そんななか、「間に合います」ってボードを出してくれる人と出会えると、嬉しいよね。今思えば、あのボードの裏側は「Hurry up!」で、後続に配慮していたのかも。すごい心遣いの人だ。

「走れるだけで幸せだ」

走っている最中、足が重くて動かない瞬間がやってきます。自分でエントリーして好きで走っているのに、歩かざるを得ない自分がうらめしい。中間地点過ぎた頃、一度はやってきます。

そんなとき、この言葉を見かけて元気が出たのです。

コロナ禍を思えば。こころよく送り出してくれた家族や、応援してくれる友人のことを思えば、走れるだけで幸せ。挑戦できる自由を享受できる幸せ、思い出すのです。ここは、夢の舞台だったじゃないかと。今走らないで、いつ走るって。

「その痛みは、気のせい」

確か後半の給水地点だったと思います。三人そろって、同じメッセージボードを掲げていました。

「その痛みは、気のせい」
「その痛みは、気のせい」
「その痛みは、気のせい」

思わず苦笑しました。ランニングのコーチもまた、たびたび同じことを言っていたからです。もちろん、普段と違う急な痛みが出たときは万事休します。しかし筋肉痛であれば、やりすごすしかありません。「長距離を走っていれば、足が痛くなるのは当たり前」なのです。

コーチは「足の痛みは、走るのをやめる理由にはなりません」と言います。「その痛みは、休養すれば必ず取れます」と。痛みを理由に走るのをやめてしまったとき、後悔するのは自分。

そんなことを思い出していると、痛みが消えました。とは言いすぎだけど、気にならなくなってきます。この筋肉痛は三日もすれば消えてしまう痛みだ。痛みを紛らして挑戦し続けることにしたのです。ベストを尽くす!

まとめ

ざっくりと元気をもらった言葉をご紹介しました。応援してくれる人の心持ちが嬉しく感じた瞬間でもあります。

完走に向けたチャレンジ一つとっても、それは内省の機会であったり、人生をぎゅっと凝縮した機微のひとつひとつを思い起こす時間となりました。本記事が、一日一日を切り替えるヒントになりましたらさいわいに思います。

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