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私が断酒出来た理由

お酒って、好きな人はどんな理由があろうとやめられないものだと思います。私も26歳の頃から40歳くらいまで妊娠、出産以外では毎日お酒を浴びるほど飲んでいました。

大体、一日にワイン2/3〜1本orストロング缶(9パーの酒)500ミリ1本➕350ミリ程度は飲んでいたので余裕でアル中判定行くと思います。基本、夜しか飲まないので朝は大体、だるくてしんどかったです。

というか一回、本格的にお酒を止めたくて心療内科で相談してお薬まで貰った事もありましたがその時の検査で立派な「アルコール依存症」判定が出ていました。しかし、お薬ではお酒はやめられず(というか、薬は飲まなかった)暫くアルコールの沼に溺れていました。

そんな私が何故、アルコールをやめられたのか、、ですが、これが不思議なんですがある時、ふと「私、もう一生分のアルコールを飲んだな。もういっか」という思考が湧いてきて、その後に「アルコールはストレス解消にならないし、飲んだら寝つきが良くなる訳でも無いし次の日がしんどいし、もう飲むのやめよう。」と自然に思えたのです。そして、その日からぴたりと酒に対する衝動が治りました。

そして、私が酒を飲んでいた理由は、日頃の生活から現実逃避(ストレス解消)したかったからで、しかし、酒を飲んでも全く現実逃避(ストレス解消)にならないし、何なら更に現実を悪くしている(衝動的に変な事をして後から反省したり、二日酔いで苦しんだり)と気づきました。結局、現実を変えたかったら酒に頼るのではなく、シラフの時に自分を変えるしかないのです。酒に逃げても何の解決にもならないと解ってから、お酒とは距離を置けるようになりました。

今回、何故この記事を書こうと思ったかというと、年末に18切符で県外に旅行した際に、ホテルでウェルカムドリンクなるものがあり、お酒も置いてあったので4年ぶりにお酒を飲んでみたからです。久々の飲酒です。

2日間、続けて同じホテルに泊まったので2日、酒を飲みました。そしてこのまま、また飲酒生活に戻るのか、、と思いましたが全くそんな事は無く、それから後、最初の3日くらいはお酒を飲みたい衝動が来ましたが今は大丈夫になりました。

多分、また無料でお酒を飲める機会があれば試しはするかも知れませんが、もうお金を払ってまでは飲酒しようと思わなくなったのは我ながら凄い事だと思います。

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