見出し画像

パニック障害になる人、ならない人

私は動悸と高血圧からパニックになったタイプなので、他の人の参考にはならないかも、、ですが今回はパニック障害になる人、ならない人の違いについて書いていこうと思います。

これについて書こうと思った理由は、私の周りでもパニック発作に見舞われたけどパニック障害になっていない人が一定数いるからで、この違いって多分、思い込みとか年齢の違いなのかも知れないと思ったからです。

例をあげるとうちの姑、、

何年か前に、車の運転中に眩暈が来たそうで家に帰って血圧を測ったら上180下100も出ていました。本人はビックリして何度も血圧を測り続け、その度に血圧は上がっていき(興奮したからかな?)最終、上210下120まで血圧は上がりました。さすがに怖くなった姑さんはすぐに病院に行って血圧の薬を貰いました。その夜は興奮して寝れなかったみたいですが、次の日からは落ち着きました。後日、話をしていると「よく考えたらいつお迎えが来てもええし、もう気にしたって仕方ない。その時まで楽しむだけや。年取ったら血圧上がるし仕方ない」と言っていました。(この時、70歳くらい)結局、血圧は1ヶ月くらい高いままでしたが普通に生活していました。今もパニック障害ではありません。

私の場合、、

32歳の時、第一子出産後、友人の家にお邪魔した帰りに凄く体がしんどかったので低血圧かと思ってドラッグストアに置いてあった血圧計で血圧を調べたら上160、下95出ていました。慌てて家に帰って血圧を測ったら上180下100出ていました。もうパニックになり、主人に電話してすぐ帰宅するように言って救急車を呼ぶかどうかくらいまで精神不安定になりました。結局、救急車は呼ばなかったものの、この日から半年も寝られなくなり一気にパニック障害になりました。「若いのに死んだらどうしよう。寝るのが怖い、体がしんどいから外出も怖い。子供も小さいのに外出出来なくなったらどうしよう。今の状況を誰にも知られたく無い」と色々、あらぬ方向に思考が勝手に浮かんで止められなくなり辛かったです。今思うと、血圧の薬を貰って飲めばよかったのですがこの時はそんな事は頭にありませんでした。

さて、この2人(そのうち1人は私という、、笑)同じ状態になったのに何故この後の結果が違うかったのでしょう?

今考えてみると、私より明らかに年齢も高くて(血管硬くて)血圧も私より出ている姑の方が危機感持ってもいい筈なのに、当時、年齢がまだ32歳で血管もそこまで詰まりにくい私の方がパニックになるというこの不思議、、。そう考えると、若い方が病気になる確率が少ないから何か身体に異変が起きた時に不安になりやすくよからぬ将来の事を予測してしまうのではないか?とも思います。もし、私がこの時40代だったなら血圧が上がったのは更年期のせいにして、パニック障害になっていなかった可能性もあります。しかし、この時30代初旬だったので、周りから体調不良は「原因不明」と言われ、血圧、頻脈も「原因不明」で薬は一切出されず休んだりしたら治ると言われて困りました。あと、チラッと言われたのは甲状腺の数値がちょっと高いかも、、くらいです。

ともかく、同じような状況なのにパニック障害になる人とならない人で何が違うのか?今だによく解りませんが、ある程度、年齢やそれに伴う疾患も関係してるのかも知れないとは思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?