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機能的汚部屋のすすめ

 noteの皆さん、こんにちは!
土曜の午後、いかがお過ごしですか?
私は毎週土曜午後8時から通信教育の配信講義があるので、午前のうちは眠って平日の疲れをガーっと取り、夜はノリノリで講義参加できるように昼間はせっせと自分のメンテナンスをこなします。

 さて、今月は4月、新しいスタートを切られた方々がたくさんいらっしゃいますね。特に、初めての一人暮らしにドキドキしている方も多いのではないかと思います。そんな一人暮らし初心者の方に朗報(´ゝ∀・艸):.。☆
私が15年超えの一人暮らしを経てたどり着いた「機能的汚部屋」の作り方を伝授いたします。それでは、行ってみよー!!

機能的汚部屋とは何か

 はい、まずはそこですね。ただの汚部屋住まいが言い訳かよ( ´_ゝ`)フッ・・・って立ち去らないでー!これが、意外にも住みやすい快適な部屋なのです。
 機能的汚部屋とは、家具の初期投資を最小限に抑えつつ、部屋内の移動の動線を確保し、次第に追加の家具を導入していく育てていくお部屋なのです。一人暮らしって何かとお金がかかりがち。家電製品と家賃にお金を取られ、本棚などの収納は後回しになることも多いんじゃないでしょうか。というか、特に学生さんなど数年だけ住んでまた転居するの前提だと、大型の収納を買ってしまうのは後々処分や新居への移動が大変になります。そこで、機能的汚部屋の出番です。

機能的汚部屋の作り方・育て方

  1. まず、お引越しの時に使った段ボール類をそのまま収納として利用すること。お引越し用の段ボールは通販用の段ボールより頑丈に出来ていることが多いです。上のフタ部分はカッターナイフで切り取ってもよし、ふさげるようにそのままにしててもよしです。

  2. 食料品、本、文具雑貨などカテゴリ分けしてまとめて段ボールに入れておく。段ボール内の仕切りも他の段ボールで自作しちゃいましょう♪ 通販の薄型段ボール箱を使って箱in箱も有りです。

  3. マイバスケットを活用する。スーパーマーケットで売ってるマイバスケットありますよね?あれはスーパーで買ってきた食料(常温保存できるものに限る)を次の買い出しまでに置いておくのに最適です。マイバスケットの中身が寂しくなってきたら、次の買い出しへ。

  4. 本類は床に山積みに。新聞紙や本など、さも教養を感じさせるアイテムは床に山積みにしたところで周りからマイナス評価は食らいません。積極的に山積みにして勉強してますアピールしましょう。

  5. 寄付・中古出品用の段ボールを作る。昔は必要だったけど今はもう必要なし、かつまだ状態が良く売れるものって出てきますよね。それはまとめて1つの段ボールに入れましょう。貯まったら中古として売りに出すなり、寄付するなりすればお部屋もスッキリ、譲られた人はニッコリの一石二鳥です♪

  6. 資産状況に応じて家具の買い足し。まずは上記の段ボール類をそのまま収められるようにスチールラックあたりから買い足すと快適です。スチールラックなら再度引越しするときも解体してコンパクトにしてまた組み立てるという使い方ができるので、組立式のスチールラックだけは何個あってもありがたいです。見栄えを良くしたいなら収納箱をプラスしても◎

汚部屋には無限の可能性がある

 もし、このやり方に興味を持ってくださったなら、「段ボール収納」で画像検索してみてください。もう、ワクワクドキドキすること間違いなしです。特にDIY好きは手がうずうずしてマスキングテープを買うために財布を握りしめてしまうでしょう。
 以前、機能不全家族サバイバー向けの片付けの本を読んだことがあるのですが、「汚れた部屋=だらしない=片付けろ!!」とかなり強迫的な内容で、私は読んでいて苦しくなってしまいました。綺麗に整えた部屋が心地良い人もいれば、生活感のある部屋のほうがぬくもりがあって良いと感じる人も居るわけで、汚部屋=だらしないとは断定できないと思ったからです。それに、ビジネスホテルとかでも片付け後の朝食用の物品は宿泊客がいるオープンスペースに布を1枚かけてそのままにしてあるとか、普通ですよ。そんなきっちりかっちりしなくてもいいんです。
 もし、他人様にお見せしたくないものがあるなら、訪問客がある日だけクローゼットに押し込めばいいんです。それで世の中問題なく回ってます。要は、動線だけ確保して、あとは住んでるご本人(と同居人)が快適に過ごせればいいんです。年に1度しか訪ねてこないお客さんのために普段の生活を窮屈にする必要はありません。むしろ、汚部屋は自分の個性がつまった愛くるしくてたまらないお部屋と考えましょう。そう、貴方の汚部屋には無限の可能性があるのです。

新生活、みんなで楽しもう!

 今回は長めの記事になりましたが、お楽しみいただけたでしょうか。ちなみに、機能的汚部屋という言葉は私が勝手に呼んでいるもので、もし先にこの名付けをした人がいたらごめんなさいです(´・ω・`)
 人生でずっと同じ場所に住み続ける人は、きっと数的には少ないです。誰もが、引っ越しや転勤を経験します。初期投資はできる限り抑えて、かつ苗木から大樹を育てるような、新酒を樽で長年かけて熟成させるような、そんな愛おしいマイルームを作ってみてください。一緒に新生活を楽しみましょう☆彡


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