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からだ・養生・健康のおはなし

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気になる健康のこと、身体のこと、養生について。更年期障害のあれこれ。
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記事一覧

【白斑diary⑫】2023年の尋常性白斑の治療と効果を振り返る

今年は忙しくて濃い一年だった…と、昨日公開した「今年のふり返り」記事に書いたのですが、一つ大事なことを飛ばしていました。 そう、今年の忙しさの一因になっていたもの…。あれですよ、あれ。 「尋常性白斑」について書くのをすっかり忘れていました! ということで今回は、わたしの尋常性白斑について今年一年を振り返って書いてみたいと思います。 相変わらず週1ペースで通院しています これまでの治療の歩みを整理するために、白斑治療について書いた私の過去記事を、新しく作った下の白斑マガジ

【白斑diary③】光線療法3・4回目/耳がダンボになるひととき

前回はこちら 前回は、CORONAの影響で皮膚科の診療がストップしてしまったことを書いたけど、その後、病院は無事に復活し、私の光線療法も再スタートした。 二週間ぶりに皮膚科に行くと、待合室の患者さんは少なくてヒッソリしている。 空いている席に座ると、隣の男性は外国人だった。 多分、南米系の方ではないだろうか。(なんとなく雰囲気で…) お連れの方と並んで座り、診察を待っている様子だった。 椅子に座って、スマホを出したところで、「Emikoさーん」と呼ばれたので、慌てて

【白斑diary⑪】光線療法を始めて一年が経ったよ~近況報告~

尋常性白斑という病気になって1年6ヵ月。 更に、光線療法という治療を受け始めて、今月でちょうど1年が経った。 【最初はこちら】 【前回の記事はこちら】 ◇ 面倒くさいと感じながらも、毎週一回、律儀にキチンと通い続けている。 前回の記事から半年以上も間が空いてしまったけど、この間、少しだけ変化があった。 まず一つ目が、新しい薬が追加されたこと。 アトピー性皮膚炎用の塗り薬とのこと。だけど、免疫の過剰反応を抑える薬であることから、これを塗って白斑が良くなった例があるそ

梅雨の養生・漢方薬と温灸で健やかに過ごす

毎年この時期になると、梅雨バテするのですが、今年は(お陰様で今のところは…)元気をキープしています。 ちなみに梅雨バテとは、カラダの水捌けが悪くなり、余分な水分が溜まって体調が悪くなる状態のことです。 私は30代の頃からずっと梅雨バテにに悩まされていて、梅雨が明けた後は、そのまま夏バテに移行する…という状態でした。そのため、夏の暑い時は気力と体力を振り絞って、カラダを動かして汗をたっぷりかき、体内の水を排出する…という荒行で、厳しい夏場を乗り越えてきたんですよね。 だけ

【買ってよかったもの2023】パソコンやスマホをよく使う人におススメの電磁波対策グッズ

はじめに…電磁波対策に至るまで 私も夫も現在『更年期』で、夫婦共々、体調の波は以前からあったものの、養生しながら過ごしてきました。 ところが、今年に入ってすぐ、「自宅の無線ルーター」を強力な機種に取り換えたところ、なんだか身体の調子が悪くなりました。 私は、ルーターと同時期に、「myスマホ」を4Gから5Gに機種変更したのですが、それ以降、肩と首の強張りが強くなり、頭がクラクラするし、背中や首や節々が痛くなってきました。 夫は、めまいが出てきて、ある日、職場でめまいで倒れ

【怪しくないよ!電磁波対策②】家電と仲良く&健やかに暮らすために~ざわおじさんと出会う~

体調が悪くなったことを機に、「もしかして、これって電磁波の影響かしら…?」と思い始めたある日、noteで電磁波対策の記事を検索して読み進めていく中で、一人のnoterさんと出会いました。 ◇前回のお話はこちら◇ ざわおじさんのnoteを読んで、電磁波対策について学ぶ その御方とは、こちら。 『電磁波対策やってみよう!』のざわおじさんです。 ざわおじさんのnoteによると、『電磁波』とは… とのこと。 私はずっと、この世に「電磁波」というものがあって、空気中にビリビリ

【怪しくないよ!電磁波対策①】家電と仲良く&健やかに暮らすために~始まりは肩と首の強烈なコリ~

きっかけは体調不調以前から体調に波があり、いい時もあれば、不調な時もある…という感じで、ずっと過ごしてきました。 まぁ、世間一般でよく言われる「更年期」だから、体調の波があって当前だろうし、何より、もう若くないんだから、身体の調子が悪いのは仕方がないことよ。…と、そう思い込んでいたんですよね。 でも、もともと根が「養生ヲタク」なので、自分の身体のメンテナンスには、今までたくさんの時間とお金と労力をかけてきました。 例えば、整体に月1で通って全身の骨格を整えてもらったり、漢方

【白斑diary】

私のカラダに白斑ができたため、初めて皮膚科を受診したのが8か月前。 その後、光線療法を受けるため、週一で皮膚科に通うようになってから5か月が経った。 最初の頃は、何もかもが新鮮で、毎回ドキドキしながら治療を受けていたけど、最近では何だか習慣化してしまい、目新しさなど全く感じなくなった。今では、ルーティンの一つとして、ただ淡々とこなすだけである。 これって何かに似てるなぁ?と思い返したら、そうだ、「倦怠期」だわ…と気が付いた。 飽きるまではいかないけど、ちょっと面倒なんだ

【白斑diary⑨】慣れてきたけど、新鮮な気持ちで…

病気ネタはあまり読まれない。 特に、今、私が患っている「尋常性白斑」という病気は、あまりメジャーじゃないから、よほど関心がある人でない限り、このシリーズの記事はめったに読まれることはない。 だけど、人に読んでもらうため」というより、自分自身のための記録用として、この【白斑diary】を書いている。 いつ発症して、いつ頃から治療を始めて、どんな治療をして、どいういう経過を辿ったのか…ということは、その時はしっかり覚えていても、数か月が過ぎるとケロッと忘れてしまうものだ。これ

【白斑diary⑧】お腹のたるみを何とかしたい

今年の夏から、白斑の治療のため、週一回、皮膚科に通っている。 【前回はこちら】 私が受けているのは「光線療法」というもので、先週はトータルで10回目、今日は11回目を施療してもらった。 ◇◇◇ 軟膏を塗り始めて、もう少しで3が月が経つ。今は薬を塗るのにも慣れてきて、手際よくヌリヌリできるようになった。 特にここ数日、朝がメッチャ寒くて気温が一桁台まで下がる。こんな寒い朝は、なるべくテキパキと塗ってしまいたい。 ということで、今朝もササッと薬を塗り、光線療法を受ける

真夜中のお灸タイム ♯習慣にしていること

最近の私の日課は「寝る前のお灸タイム」。 今年の夏から始めたセルフお灸だけど、 今まで、いろいろ試していく中で、最近ようやく「就寝前の静かなひとときに灸を据える」で落ち着いた。 深夜、あとは布団に入るだけ…という状態になったところで、一人静かに、手腕や足脚などのツボにお灸をする。 一箇所につき、約5分くらいだろうか。 もぐさに火が付き、赤く燃えて、独特の香りがする白い煙がスーと立ち昇る。赤く燃えている時は、それほど熱を感じないのに、もぐさが黒く燃え尽きた後、急にジン

【白斑diary⑦】今日気づいたよ、これってもしかして…

今日は光線療法の日。 【前回の記事はこちら】 先週、8回目の光線療法を受け(←この記事は書いていないw)、今日はトータルで9回目となる。 今年の夏から始まったこの治療、今まではずっと暑いor温暖だったので、「事前に真っ裸になって日焼け止めを塗る作業」は、手間がかかって大変ではあるが、それほど苦ではなかった。 ところが、…である。 今朝の最低気温は9℃! 今季初の一桁気温! エアコンの暖房をつけても寒い寒い。 この寒さにカラダが慣れていないから、冷気が肌に刺さる刺

【白斑diary⑥】毎朝のルーティーン

白斑の治療が始まって以降、毎朝やっているのが「軟膏を塗る」という作業。 上半身真っ裸になって、カラダの至る所に散らばって出ている白斑一つ一つに、丁寧に薬を塗っている。 【前回はこちら】 最初は「よっしゃー!がんはるぞー!」とヤル気満々で臨んでいたけど、一か月、二か月…と済んでいくに従って、モチベーションがどんどん下がっていった。 情熱の代わりに浮上してきたのが、「習慣」という観念。 「歯を磨かないと気持ちが悪い」のと同じレベルにまで落とし込めたみたいで、今では朝の身

【白斑diary⑤】日焼けさせたい箇所・日焼けしたくない箇所

前回の記事では、光線療法5回目の様子について書きました。 今回は、6回目と7回目について。白斑の治療日記です。 ◇◇◇ 「次回から、自宅で日焼け止めを塗ってきてくださいね」 と看護師さんから言われたことを受けて、光線療法の日の朝、私は身支度の際に、カラダにできた白斑に軟膏を塗りつつ、更に、白斑以外の箇所には日焼け止めを塗布した。 やってみて気が付いたけど、白斑に軟膏を塗るのは簡単だけど、白斑以外の場所に日焼け止めを塗るのって、意外と難しい。 『塗り絵』で例えると、メ