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ゆたかでいる、ということ。

ゆたかさって、なんだろう。


自分が「ここなら安心」って言える空間を持っていること。

たとえば、それが自然の中でもいいし、

お気に入りのカフェでもいいし、

自分だけの職場でもいいし、どこでもいい。

あるいは、誰かと一緒の空間ならどこでも、

という人もいるかもしれない。


私自身にとってのそんな空間は自然の中だ。

特に海。湘南の海(noteの表紙写真がそれ)、

それと、

新緑あふれる山の中。今回の写真。

(昨年行った尾白川渓谷!また行きたい!!)


自然はいつも変わらない豊かさで、

自分を包んでくれる。

東京にずっといて、仕事も都心でしていると、

目の前のことばかりに夢中になってしまって、

長期的視点を持ったり、ゆとりを持って人に

接したり、ということがなかなか難しく

なってくる。

時々、目の前の仕事を追いかけるところから

ふっと離れて、自分を解き放つ場所として、

デジタルから離れた自然というのは

格好の場所だ。


心は身体と連動しているから、空気を吸い込む

だけでそっちの世界にトリップできる。

脳味噌の違うところが動き出す感覚。

東京で PCに向かっている時にはキーーーっ

てなっていたことが、脳の別の場所から見ると

大したことないな、とか、自分できるじゃん、

とか思えたりする。


そうすると、日常に戻ってきても、手をつける

のにやたらと時間がかかっていたことに

すっと手を伸ばすことができたりする。

時間の使い方も豊かになるし、結果として

仕事の成果になるから、収入的にも豊かに

なっていたりする。

いろんな視座に立って自分のことを見られる

ということが結構豊かさの秘訣なのかも

しれない。



コロナでいろんな働き方が変わって、個人の

裁量が増える。ということは、自分で決められる

範囲が広がるってことでもある。

そしたら、自分のことを自分で決めるっていう

人によっては厄介なことを結構いろんな場面で

やっていかなくてはならなくなる。

そういう時に、日常の自分とは違う自分として

自分を客観視できる仕掛けを持っていることは

重要だ。

「自然という空間」は、一つそんなものになるん

じゃないかなと思う。

#ゆたかさって何だろう

#エッセイ

#暮らし


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