見出し画像

大丈夫だよ!できるよ!と言えなくなったワケ


たくさんの不安や恐怖がある時
自分には無理だ!と思うことがある時


たくさんの人が私に言ってくれた…


そんなことないよ!
あなたなら絶対に大丈夫だよ!


私を励まし元気づけてくれた。


一緒になって悩みを解決しようと
してくれる人もいた。


どうすればいいんだろうね…?
何かいいアイデアないかな… ?


みんな優しかった。


だけど私の心は不安だった。


みんなの優しさが嬉しかったけど
モヤモヤが晴れなくていつも
私は不安だった。


私は全然大丈夫じゃなかった。
解決策が欲しいわけでもなかった。


私は何と言われたかったんだろう…





私のカウンセラーは「恐れに気づく」
ことをとても大切にしている。


私たちが何を恐れて生きているのか?
恐れに気づけば恐れは小さくなる。


全ての動機は愛か恐れだ。


恐れに支配された人生から
愛の人生へとシフトする。


私はたくさんの恐れに気づいた。


弱い自分になる恐れ
強い自分になる恐れ
唯一無二の自分になる恐れ


大人しい自分になる恐れ
自己中心的な自分になる恐れ
カッコ悪い自分になる恐れ


人をガッカリさせる恐れ
人から愛される恐れ
孤独になる恐れ


恐れに気づいたら
恐れは小さくなっていく。


弱い自分も、情けない自分も
唯一無二の自分も、大人しくても
自己中でもカッコ悪くても


そんな私を嫌ってたことに気づき
そんな自分を受け入れていく。


だってそれも私の一部だから。


その過程を得て
私は私への愛を深めている。


受け入れようとはしない。


それはコントロールだ。


愛そうとするのもまた
コントロールだ。


気づくだけでいい。
全ては自然に変わっていくから。


弱い自分になるのなんて怖くない!
ではなくて


そんなにも
弱い自分になるのが怖かったんだね?
と恐れに寄り添ってあげる。


あなたならできるはず!
と励ますのではなくて


できない自分になるのが怖いんだね?
と失敗する恐れに寄り添ってあげる。


怖くないよ!ではなくて
怖かったんだね… ?と寄り添う。


すると心がほどけていく。


私は私の気持ちを
分かって欲しかったから。


こんなに苦しんでることを
私は気づいて欲しかったんだ。


その体験をした時、私は涙が流れた。


私はずっと怖かったんだ。


だから気づいてもらえて
嬉しかったのだ。


怖くない!怖くない!大丈夫!大丈夫!
と自分を引きずり回して生きてたけど
本当はすっごく怖かったんだ。


私は自分を励ましたつもりだったけど
本当は自分を叩いていたんだ。


本当は恐怖で震えていたのに
ずっと気づいてあげなかったんだ。


本当の恐れに気がついた時
少しだけ前に進もうかな…
って心から思えたことが何度もある。


だから私は自分に「怖くないよ!」
とは言わない。


何が怖いのかな?と話を聞いて
恐れてることを教えてもらうんだ。


怖いんだね?なら一緒に進もうね
って言ってあげるんだ。


自分の中の恐れを見つけることが
こんなに優しいことだったなんて
私は知らなかったよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?