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手帳の未来と、日記の今日。

昨日、一昨日と、夜中にアーモンドチョコレートを食べるのがやめられなくなり、今朝起きると、顎あたりにぷつっと吹き出物。
身体の素直な反応を、ほう、とむしろ好意的な気分で迎えた今日。


「ゲラゲラ」「ゲラゲラ」
「ワラワラ」「ワラワラ」
「モケケケケ」「モケケケケ」

次男がゲームのキャラクターを真似て発する言葉を、朝から私も反復して口に出していると、楽しくなってきました。

なんだか今日は、構えずにいろんなお客さんと会話を楽しめた、そんな1日でした。


あっという間に、週末。
明日の土曜日は、小学校の参観日。


私、最近、ぼんやりとしたスケジュール管理をしています。
まさに、なんとなく手帳のマンスリーのページを俯瞰しているような。

予定は、目を背けたくなるくらい(面倒くさいものばかり)いろいろ詰まっているけれど、だからこそ、先のことはあまり見ずに、せいぜい1週間分くらいだけ考える。
(まあ、今年はそんな立場でいられることがラッキーなのだけど。)

だから、明日の土曜参観も月曜の振替休日も直前まで忘れそうになってたけど、予定自体は入れてあるので、大丈夫。
前日になって、お便りを引っ張り出してきて、
「何時間めー?何時からー?」なんて確認したので充分だと思っている。


今だ。今日だ。大事なのは。

なんだか最近、前よりもそう思えるようになってきた気がします。
もちろん未来への不安は尽きないけれど。


未来と、今。


以前、私の好きな『ほぼ日刊イトイ新聞』で、日記の専門店「日記屋 月日」(行ってみたい!)の店主、内沼晋太郎さんへのインタビュー記事がありました。

「ほぼ日手帳」について語ったものです。

未来のことだけを考えるのって、やっぱり疲れちゃうと思うんですよ。特に、これからの世の中、どんどん成長していくという感じでもないと思いますし、そろそろ、また日記の時代なのかなと思っています。自分がどう生きてきたのか、足跡を確認せずにどんどん前へってやっていくと苦しくなるというか。「ほぼ日手帳」はもちろん手帳って名前だから未来のことも書くんだろうけど、「前へ前へ」って生き急いでいる人のものじゃない。1日1日をちゃんと確認しながら生きていく人のもの、みたいな感じがしますね。

手帳に書く未来も大事だけど、日記に書くような1日1日の考えや気持ちの確認も大事。
わかってはいるようで、でもはっとさせられた、心に残っている大切な言葉です。



気持ちに余裕のあった仕事の終わり、隣にあるTSUTAYAで本を見ていると、こんなの発見!
平松洋子さんだ。

「揚げ文学」ここに誕生。
油揚げ愛が溢れすぎる、史上初「油揚げのこと」ばっかりを書いた29編。

油揚げにまつわるエッセイ、旅する油揚げエッセイ、油揚げ対談、日々の料理(お手軽レシピ)など29編(うち26編は書き下ろし)。

おあげさん好きの私は、しばらくその1冊に釘付けになりました。
でも今日は冷静に、

おあげさんが好きなのと、本が好きなのは、また別だ。

と衝動を抑え、お目当ての『アオアシ』の1、2巻を手に取り帰ったのでした。



ささやかな私の"おあげさん"愛も読んでいただけたらうれしいです。



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