ほぼ日刊イトイ新聞

「目的」と「手段」と見つめ合う

7月19日の「今日のダーリン」。

行き方、やり方、というのは、目的と同じようにとても大事なことだと思う。ぼくの好きではないやり方について、例を書き記せば、もっとうまく伝えられるのだろうが、なかなかそういう気になれない。「目的のためには手段は選ばなくていいのか?」若いときにも、そういう言い争いをしたことがあるし、年を重ねてからも、それを考えたことが何度もある。

目的と手段のこと、いまごろに

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「やりたい」を「やる」にできないとき、他力本願もいいのでは

7月18日の「今日のダーリン」。

「○○をしようと思うのだけれど、やる気になれない」という人は、「しようと思ったのならしているはず」だ。「やる気」だの「やらない気」だの関係ない。しようと思ったときにしていれば、なんの問題もない。実は、「しようと思ってなかった」のである。このことも、じぶん様に教えてやりたい真実である。お役に立つと思うなら、あなた様にもお分けしてやろう。

「やりたい」と「やる

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自分にとって困ることは半径5m以内

7月17日の「今日のダーリン」。

久しぶりに感じている長い梅雨の薄暗さに、ちょっと気持ちも沈みがちである。沈むとまでは言えないか、跳躍力に欠けるというか、晴れ晴れしないというか、やっぱりそういうことだ。ほんとうは、もっとなにかできそうなのだけれど、それがなんだか見つからずに、停滞しているような。実際に停滞しているということでもないのに、ことさらに、そう感じさせられているのかもしれない。それが

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天気予報が外れたときにワクワクする?

7月16日の「今日のダーリン」。

農業だとか狩猟だとかで生きていた時代は、「よくわからないことだらけ」だったろう。お天道様の動きや、風や雲や、植物や昆虫の様子、月の満ち欠けなんかのことをいろいろ、ちょっとずつ知っていって、それを蓄積させて、「こういうときは、こうするものだ」と伝えていった。

予想外のことが起こると困る。

天気予報はくもりだったのに、雨が降ると困る。待ち合わせに使うはずのお

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裏付けが消してしまうもの

7月15日の「今日のダーリン」。

ミッキーマウスの誕生は、1928年11月18日だという。そのころ生まれたキャラクターが、2019年のいま、日本にやってきたまじめそうな観光客の黒いキャリーバッグについているのだ、信じられるか。(中略)何度もしつこく言うようだけれど、ねずみだよー。すごいことだと、しみじみ、つくづく考えちゃってね。そして、「いいぞ!いいぞ!」と思ったんだよね。ミッキーマウスとい

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ホップ・ステップ・ジャンプを忘れない

7月14日の「今日のダーリン」。

翌日になって、ぼくは、多少の作戦面のことやら、「人生を賭けた」という意味の重さなどを知る。そういうなかで、「スポーツ報知」の一面にあった村田諒太の「独占手記」というタイトルの文章を、ぼくは、特に食い入るように読んだ。どの発言も、しっかり考えられたことばなのだけれど、「王者を守るためには地道なことをするしかないのに、そこに気づかなくても倒せていたし、勝てていた

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期待されることとされないこと

7月13日の「今日のダーリン」。

33歳という年齢のこともあったのかもしれないが、この一試合に敗れ、王座から陥落したときから、(「もてはやされる」の反対語はなんだろうか)スポーツ紙などの扱いも寂しくなってしまった。勝負の世界は、ずいぶん厳しいものだなぁと思った。昨夜のタイトル奪回を賭けた世界戦についても、世間が期待してざわざわしている感じには思えなかった。テレビ中継でも「勝ったらすごいこと」

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YESとNOと、無関心

7月12日の「今日のダーリン」。

人は、なんについても、なんらかの意見を持っているはずだ…ということはない。マンガ的に言うならば、あのアインシュタインだって、こしあんとつぶあんとどちらが好きか、というような問題について、なにか意見を持っていたか。おそらく、なかったというか、知らなかったと思うよ。じぶんの詳しい領域のことについては、そこになによりも大事な問題があると思いこみやすいし、他の人がそ

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寝る前に大食い動画を見てしまう

7月11日の「今日のダーリン」。

7月11日になったばかりの深夜に、この原稿を書きはじめたのだけれど、ちょっと書いては天井を見上げ、またちょっと書いては同じ時間に英国でやっているテニスの試合をながめて、そのまま、だんだん眠くなってきた。京都のホテルにいる。

一日のなかでいちばんしあわせな時間は、夜ベッドのなかでゴロゴロして、ねむくなってきて、もう寝ようかな、と思う瞬間。

どれだけゴロゴロ

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カニを食べようと思った人がいるから、カニは食べ物

7月10日の「今日のダーリン」。

「人は水に入って泳ぐことができるのだ」ということを、もし知らなかったとしたら、その知らない人は、泳ぐことにとんでもない苦労をすることになるだろう。でも、もともと人間は泳げるようにできているから、自然に泳げるようになるものだ、と言う人もいるだろう。たしかに、そういうこともあるかもしれない。

この間、水族館に行ってきた。

色とりどりの魚、イルカ、アシカ、

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