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私を成長させてくれるポルトガルでの貴重な体験:ポルトガル留学記Week10



月曜日

授業を受けに教室に行くと、そこには誰もいなかった。
「あ、またやってしまった。」前回もこんな経験あったな。
マイクロソフトのteamsで確認すると、今週は教授の都合により休講するという連絡が入っていた。(しっかり確認すればよかったな、、、)

ラグビーの練習での悔しさ

家に帰り、ラグビーの練習に参加した。この日の練習は試合形式を中心とした練習だった。ディフェンスでは相手のトライを許し、オフェンスではトライを取りきれないなど、いつもよりも課題が残る練習だった。

また、チームメイトとのコミュニケーションでの難しさも感じた。チーム内では、ポルトガル語が多く使われている。なので、チーム内でのコミュニケーションが難しい。ポルトガル語をマスターしてさらに円滑にコミュニケーションを図っていきたい。

火曜日
この日の朝は、以前Co-Lab-Gears(通称コラギア)でお世話になった方に自分のキャリアについて相談した。これからどういう目的を持って留学をすれば良いのか、どのような将来を考えれば良いのかということについて考えることができた。

午後は Sociology of Work(以下SWに省略)と Environmental Sustainability for Business(以下ESBに省略)の授業があった。
SWでは、先週のミッドタームテストの振り返りと、テレワークとオフィスワークの働き方のディベートがあった。
授業終了後、教授が私たちのグループを集めて、ミッドタームテストの内容について話した。その内容は、テストの解答の中身が薄かったこと、役割を分担させての作業をすることだった。ファイナルテストは、ミッドタームテストとは異なる個人テストなので、この経験を糧に頑張っていきたい。

ESBでは、H&Mのサスティナブルレポートをまとめたプレゼンテーションを行った。H&Mが地球温暖化対策やSDGsを達成するために取り組んでいる内容を発表した。教授からの評価はなかなか高いものだったので、頑張った甲斐があったなと感じ嬉しかった。

授業を終えて散歩をしていると、WEB SUMMITと書かれていたネックストラップをつけている人が多くいた。また、街の至る所にWEB SUMMITのロゴが多くあった。

早速WEB SUMMITについて調べた。

世界最大級の テクノロジーカンファレンスであり、スタートアップを中心に、世界有力企業、メディア 、投資家、政府関係者があつまり、業界もフィンテ ック、マーケティング、EC、旅行業界、教育、エ ンタメ、ヘルステック、データなど実に様々な分野 からのトップが集まります。

Web Summit 日本事務局より

スタートアップやイノベーションに興味がある私は、X(Twitter)で参加している日本人の方を探した。そこで、RouteXという会社のフランスで事業を担当されているMasahiroさんという方の投稿を見つけて、速攻リプを飛ばした。すると、すぐに返事がきて、翌日の夕方にお会いすることになった。

夕日と建物がとても美しい!
ポルトガルのサッカーショップにはユニフォームがたくさんありました!
なんとリスボンには無印良品(MUJI)があるんです!
サンタ・ジュスタのリフトの後ろ側
いつか乗ってみたい!
リスボンにはHard Rock Cafeもあります!
いつか行きたいです!

Masahiroさんとのお話で再燃した思い

水曜日
この日は、WEB SUMMITに参加しているMasahiroさんにお会いした。
noteやMasahiroさんの会社のホームページを見て、
考えた質問をいくつかお聞きした。

  1. Routexが行なっている事業はどのようなものなのか

  2. イノベーションはどうあるべきなのか

  3. 私は起業をしたいが、何の事業をすれば良いのか

1つ目は、RouteXは大手企業とスタートアップを繋げるコンサルティング業を行なっている。大手企業は、0から1を作り出すことは難しい。逆にスタートアップは0から1を作り出すことに長けている。RouteXはその2つを繋げ、オープンイノベーションを普及する仲介業を行なっているという。

2つ目は、イノベーションはもっと活発に起こるべきだと考えていて、そのためにもスタートアップ・エコシステムを充実させるべきだという。

スタートアップエコシステムは大企業や大学の研究機関、公的機関などがネットワークを作り、スタートアップを生み出しながら発展していくシステムです。 自然が循環していく生態系に似ていることから、「スタートアップエコシステム」と呼ばれています。

PORTより

そのシステムを作るためにも、さまざまな人材がスタートアップに知識を共有すること、銀行や政府がスタートアップに対して融資の計画を立てること、オープンイノベーションを生み出すための企業のカンファレンスや、起業の熱を下げささせない地方自治体での取り組みを行う必要性がある。そこからさらにスタートアップサイクルが循環していくことが重要であるという。まずは、フランスのように政府がスタートアップを生み出すベースを作り、オープンイノベーションを普及させる土壌を整える必要性があると語っていた。

3つ目は、起業することが目的とはなってはいけないこと、目的と目標を明確化させることが重要である。ビジョン、サービス、ビジネスモデル、市場、メンバーという要素があって起業をすることができる。起業をする場合は、大企業のカバーできていないニーズを自分の答えで探し出すこと、アントレプレナーシップ(起業家精神)が重要であるという。

前日に連絡したにも関わらず、とても真剣に質問に答えてくださって本当にありがたかった。このお話を通じて自分の起業熱をあらためて灯すことができた。

WEB SUMMITのロゴがありました!
WEB SUMMITの会場入口
WEB SUMMITの会場の近くのベンチには
拉致されたイスラエルの方の
貼り紙が貼ってあった。
Masahiroさんとの2ショット
貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました!

木曜日
この日は、SWの授業は休みだった。

午前中は、日本代表戦を観戦して応援していた。
ミャンマー戦で様々な選手が躍動していて本当に面白かった。

ESBの授業は、ゲストスピーカーがエコサイクルについてプレゼンしてくれた。

授業後、散歩をしていると困っている日本人を発見したので助けた。その男性は宿までの道がわからなくなっていた。宿までの道を教えてあげると、一緒にご飯に行くことになりご馳走になった。現在70代で一人で旅をしているらしく、とても楽しそうだった。

ポルトガルのサッカーショップには
クリスティアーノ・ロナウド選手の像があります!
もうすでにクリスマスマーケットが開かれていました!
夜のアルコ・ダ・ルア・アウグスタもすごく綺麗!
ライトアップが綺麗!
ご飯の後に2ショット
ごちそうさまでした!

金曜日
この日は、家でゆっくりしていた。
Netflixシリーズで大好きな"Sex Education"を見た。

Surf&Lunch

土曜日
この日は、午後からサーフィンのレッスンに参加した。以前参加したレッスンと同じように1人のコーチが複数のレッスン生を教えるという形態だった。

この日の波はそこまで高いわけではなかった。しかし、だんだんと波にのりやすい高さになった。前回よりも波に乗れることが多くなって、手応えがたくさんあった。コーチからもたくさん褒めてもらえた。

サーフィンの後は、同じレッスンを受講していたメンバーと共にインド料理を食べた。そこのチキンマサラがとても甘くて、肉は柔らかくて本当に美味しかった。

家に戻って、"Sex Education"の残りのエピソードを見た。
とても感動した。
最終シーズンにふさわしい終わり方だったと感じた。

日曜日

ポルトガルでの念願の夢が叶う

午前中は、洗濯に行った。
日曜日だということもあって、多くの人が利用していた。
洗濯と乾燥を終えて、ランドリーを後にした。

この日の夜は、友人とサッカーのポルトガル代表とアイスランド代表の試合を観戦しにいった。自分は、クリスティアーノ・ロナウド選手がレアル・マドリードに所属していた時にサッカーを好きになった。要するに自分がこんなにもサッカーを好きになった理由がクリスティアーノ・ロナウド選手だということだ。

そして念願のこの日、私はクリスティアーノ・ロナウド選手を初めて見ることができた。スタジアムについてからも、練習の様子をすぐにカメラに納め、試合が開始してからも彼だけを見続けるくらい本当に感動して、本当に嬉しかった。

試合はポルトガルが2-0でアイスランドに勝利した。ポルトガルに来て夢が叶い、本当に良い経験ができた。

次回は、もっと間近にクリスティアーノ・ロナウド選手を見て、サインを貰えたら嬉しい。


試合の会場の様子
ポルトガルの旗を振っている人がたくさんいました!
コーナーキックの様子
試合を見ていて緊張感がとても漂ってました!
一緒に試合を観戦した友人とのショット
ありがとう!

来週に向けて

今週は、自分の人生の中でも貴重な体験をすることができた。
来週は、この経験を糧に留学生活をさらに前進していきたい!

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