石井光太『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか : マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える 』(毎日読書メモ(347))
2015年6月の読書メモより。石井光太さんの本は、その後『本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式』(文藝春秋)(感想ここ)も読んでいる。また色々読んでみたい。
読書SNSの書き込みを読んで気になった『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか : マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える』(石井光太・ポプラ社)を読んでみる。最初にマララ・ユスフザイさんの国連演説が紹介され、それから作者の意見が書かれている。教育によって、自分の気持ちを言葉で表せるようになるのだ、とマララさんも作者も書いている。どんな不遇な人生でも、人は夢を見て、より良い自分の生をイメージする。それを言語化して人に伝えようとするために、教育があるのだ。
見ないようにしていてはいけない。世界中の誰もが、教育を受けて、自分の意見を語る権利を持っているのだ。
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