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冬のお風呂にご注意ください!

2ヶ月って早いですね、、、笑
今回は!ヒートショック対策について、お願いのブログです。

そもそもヒートショックって知ってますか?
地域のおじいちゃんおばあちゃんからは
「知らなーい」
がほとんどでした。

ヒートショックとは
「急激な温度変化によって身体がダメージを受けること」
だそうです。*日本医師会HPより
例えば、寒い冬の日に、暖かい茶の間などにいて、急に極寒の脱衣所へ行く。そして服を脱いでさらに極寒になり、寒いから一気に浴槽に浸かる。
すると、急激な温度(血圧)の変化で、心臓などに負荷がかかって、最悪の場合死に至るんだそう。

ここで驚くべきデータが2つ。

①ヒートショックが原因と思われる冬の死亡者数は、交通事故の死亡者数の約4倍以上

②冬の死亡者数増加率、日本1位はなんと、栃木県

①は、単純に日本中でもめっちゃヒートショックで亡くなる人が多いですよっていう話です。そして、②は、
栃木県が雪国と比べ寒さに備える意識は低いけど、冷え込みが厳しく、お風呂場を北側に作る構造が多いこともあって、冷え切った脱衣所と湯船の温度差が大きいということみたいです。

ヒートショックの知識を整理したところで、本題です。
これって、ちょっとした声かけや習慣で変えられそうじゃないですか?

対策は後半にまとめますが、ちょっとした対策「例えば湯船に入る前に手足の先からかけ湯をする」などで、十分リスクは回避できるんです。
それでも、年間に推計1万7千人以上の人がヒートショックと思われる事故で亡くなっているんです。

なら、僕らのすべきことは単純です。
情報を広めましょう。
まずは家族や、近くの人から。
ヒートショックの死亡者数の9割は高齢者と言われています。
電話でもいいから、おじいちゃんおばあちゃん・お父さんお母さんに、伝えましょう。

対策をまとめます。(諸説ありますが、公式のものを提示します。詳細や根拠をもっと知りたい人は、ぜひ調べてください)
今回は【地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター】さんを参考に、簡単にできる順で

①入浴前にかけ湯をする
 湯船に入る前に、手足の先からかけ湯をする習慣をつけましょう。
②シャワーでのお湯はり
 高い位置にシャワーを設置し、お湯を張ることで浴室全体が温まります。
③お風呂の温度は41℃以下
 入浴時間は10分以内が良いとされています。また、入浴時に、同居者がい
 れば一声かけましょう。
④夕食前・日没前の入浴 
 午後2時から4時の入浴が推奨されています。食事直後・飲酒後の入浴は
 控えてください。
⑤脱衣所などに暖房器具を置く
 家屋内でも適切に暖房器具を使用しましょう。特に急激に寒くなる脱衣
 所・トイレなどは注意してください。

新しい暖房器具具を置く、とかは少しハードルが高いですが、かけ湯の習慣やお湯のため方は今日からできます。
情報を伝えてくれる人が増えれば、全国ワースト1位が栃木県なんていう数字も変えられます。
年間で1万人以上の事故死の数も、ちゃんと変えていけるはずです。

今年の冬から、みんなで本気で変えていきましょう。
まずは周りの人に、声をかけていくところから。

参考:https://www.asahi.com/articles/ASKD865HYKD8UBQU01J.html
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160120kouhyou_2.pdf
https://www.tmghig.jp/research/publication/heatshock/
  http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2010/308.htm

  

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