『旬』には3ステージあるって知ってますか？

2016年9月21日 18:30

みなさん、こんばんは。

縁器屋の佐々木です。

昨日は台風16号の接近で、天気が悪かったですね。お仕事からのお帰りは大丈夫でしたでしょうか？

9月も後半になり、雨が降るごとに気温が下がって、だんだんと秋が深くなってきました。

秋刀魚にきのこ、栗、さつまいも。食べたいものがたくさんあって、何から食べようか迷っているところです(笑)

そんな秋にルンルンな私ですが、先週の土曜日は夏野菜の代表、トマトをもりもりと食べていました。

その中でもおいしかったのが、トマトトースト。

今の時期、トマトは旬の名残りですが、甘くてジューシー。

とってもおいしくいただけます。

さて、食材の『旬』には3つのステージがあるって、ご存知でしょうか？

『走り→旬→名残り』です。

『旬』はみなさんご存知の通り、その食材が食べ頃を迎える、一番いい時期のことです。おいしさの最盛期です。

『走り』は旬よりも前、初物や出始めの時期のこと。

『名残り』は旬が過ぎて、もうそろそろ終わりかなという時期のことです。

それぞれの時期によってその食材自体にも変化があります。

走りの時期はまだ若く、細胞分裂の真っ最中なので柔らかくてみずみずしいのが特長です。名残りの時期にはよく熟れて、うまみや甘みも増してきます。

食からも季節を感じて、季節に思いを馳せるなんて、趣がありますね。

今はハウス栽培などでいつでもなんでも食べられますが、やっぱり一番美味しいのは旬、ですよね。

走りの食材で季節を先取り、旬の時期には食べごろのものを、名残りの食材では過ぎた季節に思いを馳せる。

四季がある日本、そんな楽しみ方も素敵です。

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