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ADHDとカサンドラ症候群

夫と夫婦生活を送る中、だんだんとコミュニケーションがうまく取れない事に気付いてきました。
簡単に言うと・・・

「私の話を聞いていない。忘れる。」

です(笑)今思うと過集中ゆえの「聞こえない」と興味がない事には簡単に返事をしてしまい脳内メモリから排除してしまう「興味がない」なのですが・・・。
当時の私には理解できず、とても悩んでいました。

学生時代からの友人に相談しても・・・
「そんなの男の人なら皆そうだし、乳児の世話の方が大変だよ!良いじゃん!お金稼いでくれてるんだから!贅沢だよ!」
と言われてしまいました。
確かにその通りなのですが・・・。やっぱり私の我慢が足りないのかな。わがままなのかな。贅沢なのかな。子どももいないのに、これくらいで大変だなんて私がおかしいのかな?と一人で悩んでいました。
夫に伝えても伝わらず(当時はじっくり相手が納得するまで話していませんでした。)鬱々、イライラしていました。

このままでは共倒れになる!と思い、書籍を読み漁りました。平日の空いている時間には図書館へ行き、児童書コーナーや教育コーナーでADHDの本を見つけては借り、Amazonでも注文し、知識を深める努力をしました。

そうしてついに見つけたのです。

「カサンドラ症候群」

あああああああああああ!わかるぅ!わかりすぎるよ!そこから私はすごく楽になりました。

カサンドラ症候群の回復方法としては「相手に合わせず、自分らしく生きる」らしいのですが、私はそこまで考えませんでした(笑)

カサンドラ症候群のウィキペディアを読んで、なぁんだ!私だけじゃないんだ!と思ってからグングン調子が良くなりました!女性にとって共感は何よりも大切な薬です!

長くなるので割愛しますが、以前飼っていた猫が猫界の発達障害でした。
保護してから、今まで飼っていた猫となんかおかしいなぁ?と思い始めました。
抱っこしてないと大鳴きするので抱っこ紐でずっと抱っこをし、気に入ったものしか食べません。かなり拘りが強く、気に入ったものには物凄い執着をします。
寝ている時もずっと寝ながら鳴きます。ご飯も一人じゃ食べられないので、お腹を撫でながら食べさせます。
困った私は獣医さんへ!「う〜ん、この子、人間でいうなら発達障害です。だから親猫に捨てられたのでしょうね・・・」

ええええええええ!可哀想・・・(涙)
※私の中では猫>人間です。
そこから天国へ行くまで、怒涛のお世話が7年間続いたのです。

で、その子を天国へ見送ったら夫と結婚した私的には・・・

ず〜っとお母さんです(笑)もうお母さんで良いんじゃなかと思うんです(笑)
妻だけどカーチャンで良いんじゃないかと(笑)
そう思えるようになってから本当に楽になりました。色んな形があって良いのかなぁと。
常識なんて糞食らえです!

だって、よく考えると、ず〜っと抱っこしてトイレの世話をしてご飯をあげてきたんです。今も変わりません!寝る前に夫を抱っこして、トイレの流し忘れに注意して、流してあげて、ご飯をあげる。

しかも夫は日本語も通じるし、お金も稼げる。頭も良い。

最高じゃないですか!妻だけどママで何が悪い!むしろ器用だと思って褒めて欲しいくらいです(笑)

ADHDのパートナーの皆さんには、開き直って「私は私」くらいなテンションで元気になって欲しいです!

本当に理解されない中、誰よりも頑張っています。今更夫を見捨てられません。
周りからも共感が得られません。みんなが思っているより大変です。
私には手に取るように気持ちがわかります!

この記事がいつか誰かのお役に立てますように・・・。

母性よ!ありがとう!

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