見出し画像

北アルプス山麓の事業所でマグロ解体ショー?~三陸・常磐地域の水産業を「食べて」応援~

セイコーエプソングループは、さまざまな課題に直面している三陸・常磐地域の水産業を支援する「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」の活動主旨に賛同し、国内全ての社員食堂で三陸・常磐地域の海産物を使ったメニューの提供(2024年3月までに約7,000食)を開始しています。

取り組みのスタートにあたって、セイコーエプソン生活協同組合は11月28日、北アルプスの麓に位置する豊科事業所(長野県安曇野市)で生マグロの解体ショーと即売会を開催。会場の食堂ホールはショーを一目見ようという社員で賑わい、お土産用の切り身を販売するブースも盛況ぶりを見せました。

解体されたのは約65kgの宮城県産メバチマグロ。仲買人の厳しい目利きによって
選りすぐられた「三陸塩竈ひがしもの」と呼ばれるブランドマグロだ。
この日は食堂メニューにも生マグロを使用した鉄火丼が並んだ。
予定されていた270食を越える350食が提供される人気ぶり。
マスコミの取材を受ける社員の様子。鉄火丼を味わった社員の一人は「とても美味しかった。会社で解体ショーや切りたてのマグロを味わう機会は滅多にないので、新鮮でした」と感想を述べた。
「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」を推進する経済産業省より太田雄彦 関東経済産業局長(写真左から2番目)が来社され、イベントの様子をご視察。写真右から2番目が人的資本・健康経営本部長 阿部栄一。

ネットワークの取り組みについて、太田雄彦 関東経済産業局長は「ALPS処理水の海洋放出による風評被害を防ぐことを目的に三陸・常磐ものの魅力発信と消費拡大を図ってきたが、中国などの一部の国や地域における輸入停止措置により漁業関係者に影響が出ている。これを機に魚食文化というものを見つめ直し、一人ひとりの地道な消費行動で乗り越えていけたら」とご説明。
 
また、国内の水産業を取り巻く厳しい環境を受け、セイコーエプソン総務部部長の宮坂和幸は「この取り組みは2024年3月以降も実施していく予定。その時々の社会のニーズ・情勢に合わせた(食材を採用し)メニューを提供していきたい」と継続的に消費拡大に貢献していく考えを述べました。

今後、国内21カ所の社員食堂で「三陸・常磐もの」を取り入れた魅力的なメニューを随時提供していく予定です。

▲みやぎサーモン西京焼き【宮城県】
セイコーエプソン日野事業所(東京都)等で提供予定
▲サバ塩焼き【福島県】
エプソンアトミックス(青森県)等で提供予定
▲アカマンボウのガリバタソース【宮城県】
宮崎エプソン(宮崎県)等で提供予定

 日々の仕事に活力をもたらしてくれるランチタイムに、
三陸・常磐の美味しい海産物がさらなる彩りを与えてくれそうです。


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!