エラ団子

エラと団子鼻が特徴です。

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コーヒーと焼き菓子

 キッチンに小麦粉、砂糖、ココアパウダー、卵は常備している。 ここにバターさえ買ってきたらだいたいの焼き菓子の材料が揃うし、必要に応じてチョコ、粉糖、ラム酒かブランデー、バニラオイルも買ってこれば更にバリエーションは広がる。 私にとっての1番の贅沢なコーヒー時間は、手作りのお菓子を焼いてコーヒーのお供にする昼下がりまたは深夜帯のひとときだ。 お菓子を焼くようになるまで  幼稚園に通うような5歳前後、クリスマスが近づくと母、姉、私の3人でジンジャークッキーを焼くのが恒例

    • カウンセリングの終わり

       メンタルクリニックで月に一度受けていたカウンセリングが終了した。 担当の先生が転勤になり、担当を変更して継続するか、カウンセリング自体を終了するか選ぶよう案内があり、クリニックの通院とカウンセリングの終了を選択した。 メンタルクリニックでカウンセリングを受け、終えたのは人生で二回目だった。 カウンセリング受診の経緯  中学生の時パニック障害と診断されたのち地元で一番大きな病院に紹介状を書いてもらい、14歳から20歳くらいまで通っていたメンタルクリニックで一回目のカウンセ

      • ラデュレの香水のひみつ

         レ・メルヴェイユーズラデュレは、フランスのパティスリーから展開したコスメブランドで、アルビオンが契約をしていたが2021年に終了し、2022年6月までに国内の店舗が順次閉店をする。 ラデュレといえばフランスの貴婦人をコンセプトにした、ロマンチックな雰囲気のある内装、包装、商品が特徴で、ガーリーなジルスチュアートよりも退廃的で大人っぽく、同じアルビオンから展開しているアナスイよりも毒っけがなく甘いロリータ寄りで、ポールアンドジョーよりアンティークさがある。 一番すきなコスメブ

        • 体重7kg 体脂肪率8%痩せて分かったこと

           2021年8月からダイエットを始めていた。 BMI22体脂肪率30%で、標準体型で健康は問題ない数値だけれど美容的には落とした方が良い数値だった。 20代前半から、そこからおおよそ5kg減らした美容体重(BMI20)に憧れていたので、BMI20、体脂肪率は25~20前半を目指し達成したので、美容と自己肯定感について思ったことをぶつぶつ言おうと思う。 理由と決心の瞬間とやったこと  痩せようと思った理由はいくつかあった。 私の周りにいる姉や友達など同性の子は、みんな綺麗で

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        • アダルトチルドレン
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        記事

          ミュウを20年ぶりに撮影した

          ポケモンスナップのゲーム性  ポケモンスナップは任天堂64で販売されたゲームソフトで、ポケモン版のサファリパークのようなものだ。 リバーや渓谷、火山などマップを選び乗り物に乗って決められたルートを辿る。 マップ内に野生っぽく生息するポケモンを発見しカメラに収め「大きさ」「ポケモンが真ん中か、正面から撮ったのか」「珍しいポーズなのか」をオーキド博士から批評され写真の点数を極めていくゲームだ。  個人的に好きなのは「自然に生息する野生っぽさ」と「ポーズや新しいマップを開拓する

          ミュウを20年ぶりに撮影した

          火事台風地震水災で稼ぐ仕事

           前職は損害保険会社に勤めていた。 保険会社は3つの部門に大きく分けられて構成されている。 「ほけんの窓口」や自動車工場なんかの保険代理店に対し自社の保険商品をより多く売ってもらうためにアプローチする営業部門、 商品の説明や事故が起こったときの窓口となる「カスタマーセンター」や他の企業と同じような経理人事がいる本社部門、 事故が起こったあと、保険の支払い事由に該当するかしないかを判断し、保険金を査定する支払部門。  支払部門はさらに3つに分けられている。 自動車事故を扱う自

          火事台風地震水災で稼ぐ仕事

          10年近くナラタージュを読んで思うこと

           寝つきが悪い日、たまたま帰宅が遅くなった日、深夜になると弱気になって悩みこんでしまう。 子どもの頃から好きな作家の島本理生が書いた作品で、ひときわ好きなものがナラタージュだ。 ナラタージュのあらすじ  ナラタージュのあらすじとして、高校教師と元教え子の結ばれない恋愛小説だ。 社会人の女性が、婚約者と散歩しているところから彼女の回想が始まる。 彼女と先生は演劇部の顧問と生徒の関係だった。 また、クラスになじめず、学校に居場所がなく自殺を考えた生徒が、先生の優しさや支えによ

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          居酒屋に寄り道する幸せ

           22歳から25歳までの3年間、引っ越しが多かった。寂しさを紛らわすため居酒屋に立ち寄り、寄り道の楽しさを見つけた。 地元から東京に1年間住み、その次に実家に数か月、数か月後には実家が辛くて市外へ、2年住んだあとに今の郊外へ引っ越しひとまず落ち着いた。  新卒入社し東京配属となった22歳の春、はじめての1人暮らしは開放感があったものの、友達がいなくて寂しかった。 同じく東京に住んでいた姉が、通っている池袋の日本酒メインの居酒屋に行かないかと誘ってくれたが、お酒が弱いうえに日

          居酒屋に寄り道する幸せ

          スプラトゥーンはいいぞ。パブロはナンバーワン

          パブロっていいよね。スプラトゥーンやりすぎてリアルな世界までスプラトゥーンに侵されたイカ脳の私の話です。  スプラトゥーンは銃で撃ちあうFPSの対戦ゲーム。 FPSってコアなゲーマーやリアル調のグラフィックに臨場感があってちょっと血が出て、キルされたら怒り狂うプレイヤーがいて、近寄りがたい雰囲気があったけれど、そのハードルをぐっと下げた画期的なゲームだった。  プレイヤーはリアルな人間じゃなくて、パワーパフガールズみたいなイカちゃんだし、武器は銃じゃなくて水鉄砲やバケツと

          スプラトゥーンはいいぞ。パブロはナンバーワン

          恋愛の刺激と結婚の安定

          去年の夏に婚約指輪を買い、来月に籍を入れる予定なので激務になりがちな保険会社を退職した。 今は全く違う業界で残業の少ない働き方をしながら、結婚と4、5年後に計画している出産に備えている。 婚約者とは大学の時に会い「こういう人と結婚したら幸せなんだろうな(けどときめかないな)」という印象から徐々に恋愛対象になっていったので、そもそもスタート時点から家庭のイメージが強かった。 来月とうとう籍を入れる。なんとなく今日思ったことを書いてみる。 一日のデート 先週、太ったし

          恋愛の刺激と結婚の安定

          オタクをやってて楽しいとき

          オタクの定義  心がときめくモノに対して自分から調べ「そうなんだあ、こうなんだあ。うふふ」と密かに楽しむことが一番好き。 ネットやアニメが好きだからオタクではなく、1つの趣味に対して物凄い知識を持っていないとオタクとはいえない、というものでもなく、自分の中で「うふふ」と思えるきらめく事を持っていて「うふふ」と思える瞬間を求めている人こそがオタクだと思ってる。 箱根にあるラリック美術館に行ってきた  中学生の時、美術の教科書を見てエミール・ガレのひとよ茸ランプを見て「きれ

          オタクをやってて楽しいとき

          芸術は恥ずかしがり屋のフィルター

           小さいころから絵や作文が得意でした。 特に得意だったのは国語の授業で「この小説の続きを書きなさい」という課題です。 得意だった理由は、コツを掴むのが自然にできたからで、コツとは、登場人物のに感情移入ができ、登場人物の人間関係や作者の表現の仕方や傾向を分析することだと思っています。  こういった課題が出るのは「ごんぎつね」や「少年の日の思い出」などだいたいが寂しさ、悲しさを抱えた人物が出てくる物語で課題が出されるし、自分が持っていたり他人が持っていたりする寂しさや悲しさに人

          芸術は恥ずかしがり屋のフィルター

          憧れの助手席

           高校の時かなり年齢の離れた先生を異性として好きになった。 親に甘えたい欲求を家で発散できず、親に言ってほしい優しい言葉をいつもくれたから好きになったという甘ったれた理由だが、心の底から好きだった。  せめて真剣な気持ちであることを知ってほしい。1年生の頃から伝えたくてはち切れそうな気持ちを卒業するまで押し込んで、卒業式の一週間後、先生含めみんなで集まるクラス会の前に先生を呼び出して告白をした。 私の勘違い  呼び出した時点で先生はたぶん何の用事か分かっていたと思う。進路

          憧れの助手席

          純愛ストーリーじゃ物足りない

          不倫や浮気だとか不道徳な話がきらいだったとき、ずっと一途な恋をして障害を乗り越え結ばれる純愛の映画や小説を好んで読んでいた。 あるとき「こいつらお互いに裏切りあったらぐちゃぐちゃになるんだろうな」と想像してワクワクした覚えがある。それに「知らないところで悪いことしてるほうが人間らしいな」とも思っていた。 谷崎潤一郎「痴人の愛」 高校の図書館には先生1人1人の推薦図書を置いていた。吹奏楽部の担任は譜面を置いてたし、簿記の先生は会計の本を置いていた。国語の先生は「谷崎潤一郎」

          純愛ストーリーじゃ物足りない

          ブスがおしゃれを楽しむ引け目について

          小さいころ、スカートやピンクの服を着られなかった。髪も短いおかっぱだった。女の子らしい恰好は、細くて明るいかわいい子にしか許されないから、対極にいるわたしはしてはいけないと思っていた。 エラ団子という名前は、わたしのエラ張りと団子鼻のコンプレックスをそのまま詰め込んでいる。昔から父親譲りのがっしりした体型やエラ、丸い鼻や老け顔に悩んでいた。ニンテンドースイッチで作ったMeeをアイコンにしているが、めちゃくちゃ似ている。 大学生になって化粧をするようになって、アイシャドウは

          ブスがおしゃれを楽しむ引け目について

          そこそこ優等生が問題児になった話

          大学で先生になる授業を受けていたとき「心でがまんをしすぎて自分を抑え込みすぎると、その無理は祟ってからだにでる。それは体調の不良であったり不登校といった行動にでる。」と聞いてしみじみと思った。本当にその通りだなって。 わたしは今25歳の社会人だけど、中学1年生の2学期から中学3年生あたりまで不登校だった。中学1年生のちょうど今頃から、変化がはじまっていった覚えがある。 原因は、小さいころからがまんしていた家族にあって、中学生からはじめた運動部の練習がきつく、体力的にも無理を

          そこそこ優等生が問題児になった話