他の子の特性を、子どもになんと言って説明する?
息子(6歳)の知り合いのAさん。
Aさんは、息子と同じ6歳くらい。
ダウン症があると思われる。
息子がAさんのことを、私に聞く。
子どものオブラートに包まない言い方は、
職人さんが作った包丁のようだ。
美しいけど、よく切れる。
ダウン症がある子を支援したことがある私は、
「ダウン症の特性を説明して」
と言われたら、説明できる。
難しいことではない。
でも、そういうことじゃない。
6歳の息子は、
「ダウン症の説明」を聞きたい訳ではない
ことは、わかる。
普通とちがうAさん
(と、息子は表現する)
との関わり方や、
発達のペースが違う理由
を、息子は知りたがっている。
難しい。
難しい。
難しい。
「普通って、なに?」
と息子にツッコミを入れたいが、私は我慢する。
「今」話したいことは、そこじゃない。
これからも息子が疑問に思ったら
気軽に話題にできるように
気をつけながら、
ごまかさず
でも、言葉を選んで、息子と話す。
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