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障害を持つ子どもを授かることは幸せという捉え方

自閉症の子どもを持つ親の知り合いがいて、その人たちがめちゃくちゃ素敵な考え方で、自分の内側にある思い込みにも気づいた。
自閉症の子どもをもつ、発達障害の子どもをもつ、ということが大変なこと、不幸なこと、かわいそうなこと、と思っていた。

その夫婦はいつも「この子は歩くパワースポット、神社!」「こんな素敵な子どもを授かることができて、本当に幸せ。素敵なギフト!」「こんなにかわいい子が降りてきて、私たちは本当に幸せね、って夫婦で話しているのよ」「みんなより成長が遅い、だからこそ成長したときには『すごいね!!』って人一倍喜びがある」「いつもニコニコしているから、自分の状態に気づける。ニコニコしているこの子をかわいいなって思えないときは、私の内側になにかあるな、って自分を知れる」「お兄ちゃんも『かわいいね~』ってかわいがってね、みんなに愛される子」「宝くじ当たった!ってくらい嬉しい。こんな幸せなプレゼントもらっちゃっていいのかな~って思うときある」「この子を見ていると、存在そのものに価値がある、存在そのものが人を幸せにするってことを実感する」と幸せそうに話す。

実際、その自閉症の赤ちゃんが1時間半のヨガクラスにいても、泣いているところを見たことがない。いつもニコニコして寝返りしながら遊んでいる。

そのお母さんは46歳でその自閉症の子を産んだんだけど、「赤ちゃんは親を選ぶ。親もどんな子どもを授かりたいか選ぶ。高齢出産になると障害を持つ子どもの確立が増えると言われているのは、その親が経験を重ねてるから、障害を持った子どもを育てられるから、障害を持つ子どもを授かれるんじゃないかなって思うの」「21トリソミーって言って、染色体が一本多いんだけど、その分幸せをたくさん運んできてくれるって意味だと思ってる」「どんなことも捉え方だよね」と話してくれた。

脳性麻痺で寝たきりの子どもを持つ母親が「この子が家族の絆をつないでくれているの。この子を授かれて本当に幸せ」って言ってたんだって。

年齢を重ねると障害を持つ確率も高まるし、早く子ども産みたい、と思っていたけれど、その裏側には障害の子どもを産みたくない、苦労する、不幸だ、っていう思い込みがあった。ただネガティブなイメージの思い込みだった、って気づいた。
どんなことも捉え方。いろーんな捉え方がある中で、障害の子どもに対する自分の捉え方も見つめなおせた。障害=良くないという考えもあったんだなって自分をさらに知れた。

どんな子どもも存在そのものを認めて、愛して、感謝していける私になっていこう。幸せが循環する。

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