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夏休みの宿題を隠蔽しようとした小4の夏

おはようございます。
今日は仕事がお休みなので作業をしたり、勉強したりと色々やっています。
さて私の近所には小学校があるのですがどうやらもう夏休みになった様子。
夏休みにはどんな思い出がありますか?

田舎に遊びに行く
花火大会に行く
夏祭りに行く
海でBBQ

色々楽しいことが盛りだくさんですよね🤗
ただ学生の皆様にはおそらく

夏休みの宿題


楽しい夏の計画にズドーンとテンションを下げてくれる、コレがあることが多いんじゃないでしょうか?
私もめちゃくちゃ嫌いでした!
でもなんとか終わらせて提出はしていたものの……

一度やらかしたことがあります。
はい。

忘れもしない小学校4年生の夏休み。
学校の先生からこんな宿題が出されました。

”きつねをつれてむらまつり まるまる書き写し”

というものです。
お話自体はおじいさんが子狐にお面をかぶせて村祭りにつれていくというほっこりしたお話なんですが。
教科書丸写しって!
しかも所々先生が書き込みしてるんですよね。
丸写ししてもどうも先生の書き込みに合わない。
わたしのやる気の木は完全にこの時点でしおれました。
小学4年生ながら

「先生の書き込みがあって写せないのでやりませんでした」

と訴えて提出しない気満々でした。

そうして放置しぬくぬくと温めていたわけです。
何事もなく隠蔽していました(笑)
ですが明日が始業式という前日、親の宿題チェックで当然ばれました。

「これ、なんや?」
「いや、先生の出し方が悪いからやってない」
「……」

「あほかー!」


というわけで父親が夜中3時まで書き写しの宿題を手伝ってくれました。
先生が所々書き込んでいるのは、ちゃんと段落や改行なんかを合わせていくときっちり合うようになっていたんですよね。
そう。
ただ書き写すだけでは駄目だったんです。
読点、句読点、改行、段落の下がりなど一言一句合わせないと合わないようになっていたんです。
夜な夜な父親が”きつねをつれてむらまつり”を読みそれにあわせて書いていく。
読点、句読点、1行下げるなど言いながら。

今考えると恐ろしいです。
あの宿題も先生が

「こういう意図があって出したんですよ」

とはっきりいってくれたらもう少し乗り気で出せたのかなと思います。
何はともあれ完成した父親はその日半分死にながら出勤し、私も学校から帰ってきたらその日死んだように眠っていた気がします。
父よありがとう。
いまだにこの時期になると言われます(笑)

今息子は1歳なのでまだ無縁ですが夏休みの宿題チェックは早めにしておこう。
夏休みの宿題はお早めに♡


きつねをつれてむらまつり|テーマえほん|紙芝居 児童書 教育画劇 (kyouikugageki.co.jp)




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