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20240414の夢

これは夢日記です。
私が忘れないため記録してます。個人の夢の話ですが楽しんでいただけたら嬉しいです。


大谷翔平さんが来るということで、その場には彼のファンでごった返しだった。

山奥にある球場へ抜ける細い道に、私は母と、サインをもらうための紙とペンを用意していた。


私は大きなビジネスバッグを持っていて、その中に忍ばせているメモ帳。油性のサインペン。
母は新聞広告の裏。8等分に切って隅をクリップで留めてあり、四方の角がよれていた。そしてカッターナイフで削った汚れた鉛筆を手にしていた。


「え!それ!?それにサインしてもらうの?」
と、私がすっとんきょうな声を上げるも、母は、
「大丈夫、大丈夫。これのどこがイケナイの?まだ使えるじゃない」と、ふんぞり返る。
「しかも鉛筆って!消えちゃうじゃない!」
「消えないって。こうやって折れば良いでしょ」と、母は、お手製広告メモの一枚を四つ折りにして私に見せる。四つ折りではなく、小さな鶴が出来上がっていた。

「ちょっと何それ。失礼だし恥ずかしからやめてよ!」
「何でよ?」
「いいから別のにしてよ」
「これで良いんだって!」
「他に持ってないの?」
「無い」


そんな小競り合いをしていると、雑木林に囲まれた山道の遠くから大谷翔平さんがやって来た。歓声が一気に湧き上がる。


エンゼルスの緋色が映えるパーカーを着て、大きな黒いカバンを肩に掛け、一人一人にサインを書いては笑顔を見せていた。
少しずつこちらへと来る大谷翔平さん。


私と母はまだ言い合っていた。


すると突然、大谷翔平さんの方から「こんにちは」と声をかけられて、私はハッとするも、母は陽気に広告の裏にサインを求め出した。鉛筆も差し出して。


ゲッ!
顔面がヒクヒクしながら私は、自分が手にしているメモ用紙も失礼極まりないのか?と尻込みしそうになっていた。


大谷翔平さんは、母の要望にも清々しい笑顔で忠実にサインをしてくれた。


もたもたしていたらサインをもらいそこねてしまうと焦った私は、「あ、すみません私にも…」と、頭をたれて蚊の泣くような声でメモ帳とサインペンを差し出した。

「いいですよ」
と快く答えてくれた彼の体躯は想像以上に大きく、圧倒されるものがあった。

サラサラとサインをして大谷翔平さんが私の顔を捉えたそのとき、それまで可愛らしい笑顔だった顔に雲がかかったような真顔になった。
「あれ、あなたは…あなたは…」

「何ですか?」
と、私が瞼を瞬かせるも、その後の言葉が出てこないようだった。


私はその続きが聞きたくて何度も「何ですか?」と繰り返す。


しばらくすると、神のような光り輝くオーラが彼を包んだ。
そして瞳を一度大きく開き、こう言った。

「あなたは…あなたは…きっと上手くいく」



~自己分析~
最近メディアで話題になっているので、大谷翔平さんが出てきたようです。
私はとても心配していただけに、繊細そして明瞭に、夢に出てきたのだと思いました。

母の広告裏をメモにする習癖は昔からで、真新しいメモ帳があるのになぜそれを使うのかと、私と妹が常日頃ツッコミを入れている記憶でしょう。鉛筆やボールペンも極限まで使う。

「あなたは…きっと上手くいく」
この言葉が脳裏から離れなく、本当の神の言葉なのではないかと身勝手にも想像してしまった。

それにしても夢の中とは言え、大谷翔平選手と会話できたことが、それこそ夢なのではないかというくらい舞い上がった。
(夢なのだけど)


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