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■大河ドラマ『光る君へ』第10話「月夜の陰謀」感想―新時代はこの未来だ

さて、先週は第10話「月夜の陰謀」でした。

兎にも角にも恋を語る道長どんと、志を語るまひろっちの対比がものっそいなぁと思いながら。これが思春期を拗らせていられる上級貴族の末っ子ちゃんと、大人にならざるを得ない下級貴族の長女の恋路かぁとしみじみ(言い方)。

思わず「オレと仕事、どっちが大事?」と彼氏に聞かれた昔を思い出すなどしておりました。ちなみに、「仕事に決まってるじゃん」と即答し、二股かけられた挙句に振られたところまでが1セット♡

…って何の話をしているのだ?(滝汗)

あるいは。

年下男子の行成くんにちょっとBLみがあって、どきどきしちゃったり。でも、古今集の序を引き合いに、ド正論をぶつけるあたりが超好感と思ったり。考えたら、行成くんは道長と同日に亡くなってるんですよね…そんなとこにもBLみを見出したりして。

とまぁ、今回はめずらしく主人公ふたりのお話から入りましたが。主人公が出てくるのはここだけでございます(照)

というわけで、主人公の出てこない先週の感想のおさらいから。

ではでは、相変わらずな爆走を見せる第10話の感想へ行ってみましょう。


■今日の中関白家

■剣璽をささげ持つ道隆さまもうるわしくて

今回のメインは「寛和の変」、花山天皇を出家させ「玉座から引きおろし奉る」事変です。

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