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人と比べることをやめたら最高に美味しいランチになったよ

週末に会社の同僚2人とランチをした。
都心のちょっといい中華で。

私たち3人は年齢がバラバラだ。

30代後半、30代半ば、30歳の私。

私生活においても、子なしでマンション購入、
不妊治療の後今は第二子妊娠中、
そして妊活お休み中、住宅検討中の私。

こんな風に境遇もバラバラなのだ。

働いている拠点も違っている。
所属ももちろんバラバラ。

でもふとしたきっかけで仲が深まって
今でも集まればすごく楽しいんだ。

心から「あーとっても充実した時間だったなあ」って思える。

それはきっと3人それぞれが今の自分の置かれた状況に満足をしていて
互いの話を真摯に受け止めることができているからだと思う。

きっと少し前の私だったら自分の状況を卑下してランチからの帰り道に
1人で電車に揺られながら「いいなぁ」って2人のことを
羨ましがったと思うんだよね。

「マンション購入かあ。いいなぁ」

「2人目いいなあ。私も不妊外来行こうかな」 とかね。

家について真っ先に夫に泣きついていたのかもしれない。
2人はあんなに幸せそうなのにどうして私だけ…って。

でも今回は全くなかったの。

強がりじゃなくて、本当に。

自分が主でローンを組んでマンションを買ったという彼女のことは
本当にかっこいいと思った。

もうすぐ臨月に差し掛かる彼女のことは
不妊治療での苦労も知っているからこそ
母子共に健康で産まれてほしい。
赤ちゃんに会いにいくのが楽しみって本心で思った。

彼女たちと過ごしたのはランチのたった2時間。

でもその2時間がとっても充実していて、満足度も高かったんだよね。

夫へのお土産のケーキなんか買っちゃってルンルンで
電車に乗り込み、お気に入りの曲を聴きながら帰った。

駅まで来てくれた夫に
「聞いて。すっごく楽しかったの!」って笑顔で
2人と話したことを共有した。

すぐに人と比べては勝手に落ち込んでいた私が
自分でもびっくりするぐらいの変貌。

この変化はなんだろう?

きっと自分の現状に満足しているからだと思うんだよね。

10年経っても変わらず愛を伝えてくれる夫がいて、
仕事をしつつ、noteだったり英語学習だったり
自分のやりたいことに向き合えている。

私はそんな今の自分のこと、結構好きなんだよね。

飽き性で三日坊主常習犯だったこの私が今では
先の目標に向かってコツコツと動き出せている。

正直、まあまあイケてるんじゃないかと思ってる。笑

すると自然と人と比べることをしなくなった。

きっと今日のランチのメンバーは3人ともそんな感じ。

今の自分の幸せにちゃんと気付けているからこそ、
全く違う境遇のお話も興味深く「うんうん」って聞ける。

それぞれの視点からの意見を教えてくれるし
「いいね」「カオリちゃん幸せだね」
って微笑んでくれる2人のことが大好きだと思った。

30歳になって、年齢のせいか葛藤が多い。

昔に比べて悩むことも増えたし
悩みも引きずるようにもなった。

勝手に人と比べて落ち込んだり、自己嫌悪になったりしちゃうんだよね。

でもね、本当にそれはもったいないことだと思うんだ。

みんなそれぞれのペースでいいの。

人と比べることをやめたら、シアワセをより感じれるようになる。

ランチだっていつもより美味しく感じたよ。

ちょっといい中華ランチの前菜

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