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短編小説の書き方ーはじめて編

「一体何がどうしてこうなった?」と俺以外のみなさんは思ったであろう。
【本質思考トレーニング】コースをやる側の俺が言った。
😎「2週間後までに短編小説書いてきて」


■物語を書く時に考えること


起承転結とか
プロットとか
人物設定とか
まず構成を作るとか
まして正しい日本語とか

専門家になるために必要な技術習得から入るのは好きじゃない。
もとい、技術習得から入らせる全ての分野が好きではない。
どこまでも「前提」が違う

「まだちゃんとできないのにやろうとするな」と言っている。
そういうのはお前たちだけでやってればいい。

素人が、物語を作ったことがない人が、それでも気持ちが向くから書いてみたいとか、あるいは「なんで講座の内容に関係ないことしなきゃならないんだ!」という人生に幾度もある理不尽を前にしたとき。
そんな人が書けて、次も書きたいと思える考え方からやることだ。

主に2つの考え方がある。
1つが、いつも空想しているとか、思い浮かべること。連想ゲーム的な右脳よりの物でもいいし、長年疑問に思っている論理的かつ左脳的なものでもいい。理想的な恋愛の結末でもいいし、誰かが殺される謎でもいい。精巧ストーリでも、金持ちの没落でもいい。ドラマのない平易な日常でもいい。たとえば「そのラーメンを食べるまで」とかでもいい。一番簡単なのは自分の人生で起こった「ひとつの事件」をそのまま書く。これはすごく書きやすい。
それを頭の中の順番通りに書く。まず書く。順番は時系列でなくていい。気にしなくていい。
もしあなたがよく喋る人なら、友達に喋っているように書けばいい。

もう1つは何かを作るのが好きな人用で、ある程度ポイントを作ってしまう。
たとえば

①知り合った 紆余曲折と事件
②結婚した 平穏だけど疑問の日々
③ある事件が起こった その後どうなったかは・・・謎

とか。
パクリは絶対ダメだけど、作家だってオマージュ的に構成借りることがある。ラノベとかなら「異世界もの設定」をそのまま使う。ミステリーなら「無人島での密室殺人事件」という背景を使う。歴史物なら江戸時代の長屋の生活とか。
他の作家が書いた物語から「外伝」や「アナザーストーリー」を書くつもりで書いてみるとやりやすい。


■短編なので深く考える必要なし


短編って文字どのくらい?と気になる人もいると思う。
気にしなくていい。

物語の書き方セオリーみたいなのがあって、「突拍子も無い起こり得ない展開はNG」とか「物語の流れに登場しない必殺技でいきなり解決とかダメ」とか、そういうのを昔読んだことがある。
言っていることは確かにその通りなんだけど、正直ウンザリした。
これも気にしなくていい。

歌ならサビが必要だとも言うけど、BGMならあまり必要ない。
物語書くならどうやってもストーリー必要だけど、無理にドラマ展開を作る必要もない。
正直それで売れている作家も何人でもいる。当然意味をつけたりメッセージ性を入れる必要もない。

もしイメージが得意なら漫画とか絵日記、紙芝居的なものを作るイメージをするといい。
書くことが得意なら、「絶対に書くところ」を先に書いてしまったほうがいい。ストーリを順番に書いているうちに沼にハマるとやる気がなくなってしまう。あと書くのが得意だからこそ短くまとめようとする方が失敗の率を減らすことができる。
どちらも得意ではない、苦手という人はおそらく感覚、または体感覚が優れている人だと思う。気持ちありきの変化を書けるとベター。詩に文章を付け加えるという形がいいかもしれない。

それぞれ例を書くと長くなるのでわかりにくいかもしれないけど、もう少し補足すると、

①最低限の説明は必要
②描写は見ていることを伝えるように
③感情、感じたことも同じくらいの比率で

このあたりは少し意識する。
この3つの文章を書いて付箋に貼っておき、書いている途中に「これ必要だな」と思うものを付け加えればいい。


【おまけ】
本当は「本質思考トレーニング」というよくわからない講座に沿ったことを書きたかったんだがな苦笑。まぁいいか。
過去書いて残っている短編小説こちらでも転載しようかと思った。



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