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【社員インタビュー】会計士×コンサルタント=?|会計士試験、勉強中の2名に話を聞きました!

こんにちは、エスネットワークス人事です!

今回は公認会計士資格取得コースの適用メンバーとして2022年4月に入社をした2人のメンバーに話を聞きました。

(左側)小竹さん:
2022年1月より試験勉強を開始し、2022年12月の短答式試験合格に向け勉強中!
(右側)金本さん:
2022年8月の論文式試験を受験し、現在、結果待ち…!

試験のフェーズが異なる2人ですが会計士取得コースのメンバーとしてどんな日々を送っているのか伺ってきたのでぜひご覧ください!


Q1.会計士試験合格を目指しつつ、コンサルティングファームに入社した理由を教えてください。


小竹:
私は多くの受験生の方とは異なる経緯とタイミングで試験勉強を開始したので、あまり参考にならないかもしれないですが…

大学時代は会計には関わらない学部に所属していたため、受験を考える機会が正直ありませんでした。就活をきっかけに興味を持ち始めた感じです。ただ会計士資格に興味は持ったもののすぐに受験勉強を始めたわけではなく、まずは就活をして結果としてエスネットワークスに内定をもらい入社を決めました。その過程で会計士受験コースの話を聞いたことが本格的に勉強を開始するきっかけになっていますね。

金本さんはどうですか?

金本:
私は学生時代から会計士試験の勉強をしてきたのですが正直、勉強をはじめた当初は会計士の仕事内容をあまり理解せずに目指していました(笑)独占業務である監査に携われるくらいのことしかわかっていなかったですね…

そんなことしか理解していないのになぜ会計士を目指したのかでいうとコンサルの仕事に興味を持っていたからです。漠然と「将来、コンサルやりたいな。経営に携わりたいな。」と考えていました。

だからいざ勉強をはじめて、合格者の多くが監査法人にいくという事実を知った時は驚きましたね。(笑)

小竹:
金本さんも珍しいパターンですね(笑)監査法人に行く方が多いと知ってからも、コンサルに行きたいという考えは変わらなかったんですか?

金本:
正直いうと、勉強を進めていくうちにファーストキャリアは監査法人に行くという考えが強くなりました。3-5年ほど監査法人で勤務して実務要件満たしてコンサルに転職される方が多いことを知ったからです。よって将来的にコンサルへ転職することも考えながら就職先を探しました。

いくつか監査法人なども話を聞いたのですが、たまたまエスネットワークスに知人がいたので話を聞いてみたんです。その時に社員さんから「結局はコンサルに行く目標を持っているなら何で最初から選ばないの?」と言われて、率直にハッとしましたね。たしかに目標に最短ルートでたどり着けるかもしれないのに、あえて自ら選択肢から外していたな、と。

そこから改めて「ファーストキャリアをどう考えるか」を自問自答しました。実務要件や監査の経験など理由は思い浮かびましたが、エスネットワークスに入社してもすべて満たせると思ったので入社を決めました。

小竹:
ちなみに監査業務には興味なかったんですか?

金本:
全くないと言おうと思ったんですが、勉強したのでそれなり興味はあります。ただ正直、「面白そう」とか「やってみたい」という気持ちはあまりないです。しかし会計士として監査をやったことがないのはどうなのかなと思う気持ちもありました。(論文式が終わっただけなのでまだ会計士にはなれていないんですが…)

その点について、エスネットワークスでは提携している監査法人があることがメリットだと思っています。実際に出向しているメンバーもいるので希望すれば転職せずに監査法人に行くことができます。この点も入社を決めた理由の1つです。直近も出向していた先輩がいるので自分もいつか行ってみたいなと思っています。

ちなみに小竹さんが就活でコンサルを受けた理由はなんだったんですか?

小竹:
私は大学で社会心理学を勉強していたこともあり、組織の仕組み作りなどに興味をもっており、そういったことに関われる仕事はなんだろうと考えたことが就活のスタートでした。組織を横断的に見られる、いろんな会社を見られる仕事がしたいと考えて、コンサルという職種にたどり着きました。

でも「組織」というキーワードからなんで「会計士?」と思われた方は多いと思います。その理由について説明させていただきます。

「組織」と一言でいっても、実際にはその「組織」を取り巻くたくさんのステークホルダーがいて成り立っているということを、学生時代に経験した長期インターンで知りました。そしてそのステークホルダーとの「利害調整」が組織を動かし続けるには必要不可欠であることを学んだんです。
様々な場面を目の当たりにして感じたことは、利害調整には交渉力や調整力などのスキルも求められますが、それ以上に、自分自身の行動や意思決定により説得力を持たせる力も必要だと思ったんです。説得力を持たせるために例えば、会計数値を読み解いたりコントロールしたりする力があると、周囲の人からの信頼度も上がりますし、客観性を重要視するビジネス上で有利ではないかと思いました。
そんな力を身に付けることができる方法はあるのか、と考え「会計士」にたどり着き、チャレンジしようと決めて今に至ります。

金本:
また私とは違う角度から興味を持っていますね。ただ共通していえることは論文式試験合格がゴールではなく、これからのキャリアの幅を広げる方法として会計士資格を活用したいと考えているというところですかね。


Q2.毎日の過ごし方やコンサル会社に入社をして学んだことを教えてください。

小竹:
4月に入社をして2ヵ月間は他の同期と一緒に新入社員研修を受け、コンサルタント業務に向けて必要な知識のインプットを毎日していました。そのため勉強時間も研修前後の時間や休日に限られましたね。新入社員として必要な知識のインプットもしっかりしたかったので、試験勉強はあまり根詰めすぎず、体調を崩さない程度に調整をしていました。

金本さんはどうですか?論文受験生からすると大事な時期だったと思いますが…

金本:
そうですね、論文生からすると4-5月は半直前期と言える時期でした。一回目の予備校の模試とかがあり、一般的には追い込みを掛け始める時期ではあります。ただ研修期間中はおそらく勉強量は少なくなると思い、入社前に勉強計画を立てていました。3月までにある程度仕上げておき、4-5月で忘れないように反復などをして6-8月で本当の最後の詰め込み&追い込みをするという形です。

実際に研修を受けてみて、土日は休みですし残業もないので勉強との両立はできると思いました。
また個人的には同期とも仲良くなれる大事な期間でもあるので、コミュニケーションを取ることも優先していました。研修終わりにごはんに行ったりしてわいわい過ごしていましたね。

小竹:
ちなみに研修で学んだことを論文で活かせましたか?

金本:
いくつかありましたね。これまで座学で学んでいたことを実務も踏まえて知ることができたので知識をどう使っていくのかのイメージが湧き、理解しやすかったです。座学だけだとどうしても言葉を暗記するのみに留まってしまい、実務でどう使うのかまでの想像が難しいので理解度は研修のおかげで増したと思いますね。個人的にはIPOや組織再編系の講義などすごくイメージがつきました。

小竹:
確かにそうですね。私の場合、スクイーズアウトの話を新入社員研修で初めて聞いたんです。その際は実例を紹介を交えて紹介していただいたんですが、そのあと予備校の企業法の講義でスクイーズアウトの話が出てきたときに、すんなり理解できたことがありました。その他にもキャッシュフロー計画書を作る講義を受けた後に、予備校の講義で再度キャッシュフローの話を聞いたんですが理解しやすかったです。

研修で座学では学べない実務の話をたくさん聞きましたが、金本さんはどう感じましたか?(笑)私は大変なことが多いと思いましたが…

金本:
ほんとにその通りで、勉強していること以上に大変なことが多いと思いましたね。(笑)ただその感覚は必要だと思っています。

勉強というフィールドだと、問題としてすでに与えられるデータがあってそれを元に解くことが求められますよね。そこに実務の感覚を持って問題を解いていくと違うものが見えてきます。例えば実務では問題で与えられているデータを集めるところからはじまるだとか。そんなことを考えながら問題に取り組むのは面白かったですね。

小竹:
たしかに問題を解く癖が染みついてしまうと、もともとデータは常に与えられているものだという感覚になってしまうこともあると思います。そのため少し違う問題の出され方をした時に混乱することが出てくるんですよね。しかし、元から「データを収集するところから始まる仕事である」という意識を持っていると、少し変わった問題に出会ってもあまり戸惑わずに取り組めるかもしれないです。

研修を受けたことによって勉強の理解度が深まり、今、振り返ってみても良かった点だと思っています。
金本さんは研修が終わった6月からどんな風に過ごしていましたか?

金本:
そうですね、6月からは専念生と変わらない日々を過ごしています。1日8時間勤務ですが、試験勉強にすべての時間を充てることができるので、自分でスケジュールを立てて勉強に取り組んでいました。小竹さんは?

小竹:
私は予備校の自習室に週4日ほど通い、週1日は出社して会社で勉強、残り2日は家で音読しながら勉強というスケジュールで過ごしています。金本さんと同じように専念生のようなスケジュールで、朝8時ぐらいに自習室に行って大体夜6時ぐらいに帰宅し、夕ご飯の後に寝るまで勉強する、といったルーティンを過ごしています。

金本:
私の場合は出社をせずに予備校にも行かずに家で勉強を続けていいました。なので、生活をしながらお給料がもらえるという神のようなコースだと私は思っています(笑)

会社から出社の頻度もなにも強制されないので本当に自由に自分のペースで勉強ができましたね。『自由』と聞くとなんとなくただ放置されている印象を持つ方がいるかもしれないのできちんとお伝えしたいのは、月に1⁻2回ほど人事の方との面談があったり、ペアレンツ制度という先輩社員がメンターについてくださる制度があるので会社から孤立することはなく安心していました。

小竹:
確かに私も定期的な面談や週1日の出社を通じて社内のメンバーや同期とコミュニケーションが取れているのでその点は安心しています。気にかけてくれる人も多いのでありがたいですね。


Q3.会計士受験コースメンバーになって良かったと思うことを教えてください。

金本:
良さと言うと、端的に勉強しながらお給料を頂けることじゃないでしょうか?勉強に専念する環境が準備されている上にお給料を頂けるって、おそらく監査法人でもあまり無いと思います。

小竹:
あと少し角度が違うのですが、諦める気持ちが湧かないというか、やり切らないといけない環境下に置かれるのがいいと思っています。私個人としては意思決定についての疲労みたいなものを感じなくて済むので、それが楽だなと思います。

伝わりづらい話だと思うのですが、例えば、もし大学生の時から会計士の勉強をしていたら、どうしても勉強がうまくいかない時に他の選択肢が頭に浮かんできてしまうと思うんですよね。例えば会計士を目指さずに就活するとか、資格勉強の代わりにサークル活動を全力で楽しむとか。そんな風に選択肢が山ほどある中で、『会計士試験に挑戦し続ける』という選択肢を自ら選び続けることは、かなり強い精神力が必要だと思います。

でも会計士受験コースに入ってしまうと、良くも悪くも逃げられない状況になるんです。例えばどんなに答練の結果が悪くてもお給料をもらっている以上、勉強し続けるしかない。私のような性格の人にはあっているかもしれないです(笑)

金本:
他で言うと社内に会計士のメンバーが多いので、試験の苦労を知っている方が多いんですよね。だから私は論文の試験前日とかに応援メッセージを送ってくださった方が何人かいました。

小竹:
すごい!そうなんですね。

金本:
そうなんです、ありがたかったですね。頑張らないと、と改めて思いました。

あと会計士コースの良さはやっぱり『社会人』という肩書がもらえるのは嬉しかったです。会計士試験のことを知らない友人などから「卒業後、何してるの?」と質問された時に説明できる肩書があるのはかなり助かっています。「コンサルの会社で働いています」って普通に言えるので…。

小竹:
それはそうですね。むしろ私こそ論文式試験が終わるまで長丁場なので、身分が保証されるのはすごくありがたいです。

ちなみに金本さんは、このコースがあることを知って入社を決めたんですか?

金本:
いや、コースが目的で入社を決めたわけではないですよ。去年の論文式試験の合否結果が出る前に内定もらっていて、会計士受験コースもあるという話は聞いてはいましたが。

恐らくこのコースがなくても入社していたと思います。ただコースがなかった場合はすぐに入社はせずに専念生になって論文受験を優先していた可能性はあります。試験に合格することが絶対的なゴールではないですが、やはり目標であることは間違いないのでやり切りたい気持ちがあったと思いますね。


Q4.最後に一言お願いします!

小竹:
まだ私は試験勉強中の身のため、偉そうなことは言えないですが…でもこのコースは大きなチャンスだと思うので、もし興味がある人がいればぜひチャレンジしていただきたいと思っています。

私は大学時代、文学部だったので会計に触れる機会がなく、会計に興味を持ち始めたのが就活の時からでした。学生の頃から目指し始める受験生と比べると遅いタイミングですよね。そのタイミングから会計士を目指すとなるとハードルが高いというか、例えば大学卒業後も専念生として数年勉強したり、社会人になって仕事をしながら自費で勉強をしたりと、時間的にも金銭的にも難しい挑戦になります。そのため、自分のような志向の方には、心強い支えとなるコースだと考えています。

金本:
いや、本当にその通りで本気で受かりたいと思っている人には最高の制度だと思います。お給料いただきつつ、予備校の費用や試験費用も負担してもらえるので勉強以外のストレスがなくなります。その分、私はこれからしっかり実務でお返ししていきたいと思ってはいますが。

制度のこと気になる方はぜひ気軽に質問していただきたいです!


小竹さん、金本さんありがとうございました!毎日、勉強に勤しんでいる2人の姿は社内メンバーの刺激にもなっています。それぞれステータスは違う2人ですが、やることは変わらないのでフロントで頑張っているメンバーも一緒に頑張っていきたいと思います。

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