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子育てで大切にしたいこと

胸が痛くなるニュースを見た。

交際相手に言われるままに我が子に暴力を振るい、子どもを死なせてしまったという事件。交際相手の男性は勾留中に自殺してしまっており、真相究明が難しいとはいえ、判決は驚くべき軽さ(懲役2年)だった。

それにしても、この手の虐待死亡事件を見ていつも不思議に思うことがある。それは、普通の母親であれば交際相手に言われるがままに我が子に暴力を振るうなど考えられないことではないかということだ。もし私が交際している男性が我が子に暴力を振るったら、その瞬間に言語道断で別れているだろう。自分のせいで子どもに辛い思いをさせてしまったと、子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいになると思う。

だから、交際相手の言いなりになって我が子を手にかける女性の気持ちがさっぱりわからなかったし、周りの女性に聞いても同意見の人ばかりだった。

私はこの点について、長らく経済的な問題なのではないかと考えていた。すなわち男女の経済力に差がありすぎることで、男性なしで生きていくことが想像できず、多少横暴でも相手に従わざるを得ない女性が少なくないのではないかと思っていたのだ。

確かに、それもないこともないのかもしれない。しかしこれらの虐待事件を見ていると、必ずしも男性側に甲斐性があるとも限らず、なんなら働いてすらいないケースも少なくないのだ。

そんな疑問をもやっと持っていた時に手にしたのがこの本だった。

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