映画検定という試験をご存知だろうか。

キネマ旬報社が主催していて、映画に関する問題が出題される映画好きなら一度は受けてみたい試験だ。

最近はあまり観ていないが以前はドラマよりも映画を観ていた時期があり、この試験を知って自己満足のために受験した。

試験の内容を見ると3級までは多分いける、2級はちょっと勉強しないとダメかなーという感じだったが、まずは4級を受験。

合格したので次は３級を申し込んだが受験当日ひどい二日酔いで試験会場に行けなかった。

リベンジすればよかったのだがすっかり忘れていた。先日ふと思い出して調べてみたらしばらく開催されないようだ。
残念。

映画検定が復活することを願い、そして４級ホルダーの名にかけてこの企画をやってみようと思う。

クリスマス気分を盛り上げるおすすめ映画

まずはPart1としてこちらをご紹介。

ラブ・アクチュアリー（2003）

いきなりベタなのを持ってきたなと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、これは私的映画ランキングで不動の１位。
何卒お許しいただきたい。
 
 
ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、アラン・リックマン、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ、ローワン・アトキンソンなどなど豪華キャストによる群像劇。
 
『ラブ・アクチュアリー』というだけあって、愛に溢れた物語だ。

 
この映画はいくつものカップルの話を並行して進めているだけあり色々なパターンの名シーンがある。

例えばこのシーン。

親友の奥さんであるキーラ・ナイトレイに想いを伝えようと、クリスマスの夜にスケッチブックをめくりながら愛を告白するアンドリュー・リンカーン。

どうこうなりたいというわけではなく、言わないと気持ちの整理がつかないからだ。

切ない…
叶わないけど伝えたいっていう気持ち、すごくよくわかる。

「本心を伝えるのがクリスマスだから」というセリフもまた泣けてくる。

確かこの後に放送された日本のドラマ（織田裕二のドラマだったかな？）で、同じようにスケッチブックで気持ちを伝えるシーンがあった気がするけれどオマージュですね、きっと。

それにしてもこの映画のキーラ・ナイトレイは美しかった。

キーラ・ナイトレイ関連では結婚式でサプライズプレゼントされる「All You Need is Love」の演奏シーンも素敵です。

続いては、とにかくかわいいこちらのシーン。

ずっと片想いしていた会社の男性といい雰囲気になり、家まで送ってもらってそのまま部屋に上がることになった時。

平静を装って「1秒待ってくださる？」と言って、一旦ドアを閉めて喜びを爆発させる。

なんというかわいさ！
そりゃ嬉しいよ！
ずっと好きだったんだもん！


その後、何事もなかったかのようにドアを開けて彼を招き入れるのだが、こちらも切ない展開が待っている。

なんでこんなシーンを思いつくんだろう。
天才！
ローラ・リニーの動きも最高で、可愛くて素敵なシーンになっている。

その他にも、引っ越してしまう大好きな女の子に愛を伝えるため空港を走る男の子や、エンディングのヒースロー空港などまだまだ素敵なシーンがたくさん。

ヒュー・グラントの変なダンスや超絶歌の上手い女の子の「恋人たちのクリスマス（マライア・キャリー）」もおすすめシーンです。