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強すぎるジェイソン・ステイサムとなんでもありな世界 「MEG ザ・モンスターズ2」(ネタバレあり)

今日「MEG ザ・モンスターズ2」を観に行ってきた。
ジェイソン・ステイサムが巨大なサメと戦う映画の2作目である。

1作目はあの「ジョーズ」の記録を抜いてサメ映画史上最高額を記録したらしい。
絶滅したはずのメガロドン(MEG)という全長20㍍以上で重さ20㌧超えの巨大ザメに襲われたとしてもジェイソン・ステイサムなら助けにきてくれる。
そんな安心感を持てる映画だったし、敵はサメだった。

でも2作目はというと・・・確かにサメはいた。それも4匹も。
そのうち1匹はメインキャストが飼っていた。
しかもその飼い主は「俺とハイチ(飼いサメの名前)は通じ合っている」と言って、ジェイソン・ステイサムが止めるのも聞かずウェットスーツを着ただけで海に入り飼いサメとご対面。

変な装置をカチカチさせて「1回なら止まれ、2回なら戻れだ」的なことを言っているので、完全に死亡フラグ立ったわと思っていたら、なんと無傷で生き残り最後の最後には飼いサメと通じ合ったようなシーンも。

あとリゾート地に恐竜がいる世界線。
予告でもやっていたが初っ端、ティラノサウルスがMEGに食われていた。
陸地にいたのに。
背後の海から飛び上がってきた。
浜辺までMEGは来れるのだ。
お腹擦ってそう。
さらに後半、リゾートを楽しむ優雅な人たちを、ワニっぽい恐竜が襲っていた。

またレアアースを海底から掘削して盗んで売りさばこうとする環境テロっぽい団体も登場。
ジェイソン・ステイサムの仲間の裏切りによりドンパチすることに。
どっちかって言うとサメよりも人との戦いの方が長かった気もした。

深海7000㍍を深海用に作ったスーツを着て3㌔離れた海底ステーションまで歩いて辿り着いたことも不思議だったが、一番ビックリしたのが、クライマックスにたった1人でMEG達と戦ったジェイソン・ステイサムの強さだ。

ジェットスキーでMEGを翻弄し、襲いかかってくるMEGに爆弾を付けた銛を刺し無事に爆発させるまでは想定内。

でも3匹目が襲ってきた時、もう爆弾付き銛の在庫はなかった。
パニくることもなくジェイソン・ステイサムは墜落したヘリコプターから翼っぽい長い金属を「よいしょ」と苦労して持ち上げる。

それを手にしMEGを待つジェイソン・ステイサム。
襲いかかるMEG。
食ってやるぜ!という感じで勢いよく飛びかかってきたMEGの口の中に長い金属をぶっ刺した!

暴れるMEG。
でも俺たちのジェイソン・ステイサムは倒れない。
金属から一時も手を離さず、20㌧超えのMEGの口の中に更に押し込み貫通させたのだ。
その間ずっと微動だにせず金属からも手を離さないジェイソン・ステイサム。
よろけることすらなかった。下半身つよ。

さすがに強すぎやしませんか?

結局子供を含むメインキャスト6人は最後までかすり傷1つ負った様子はなかった。
ヘリに乗って墜落した人もいたのに。

なんとも不思議な映画だった「MEG ザ・モンスターズ2」
エンドロールでは「俺はメガロドン~」とMEG目線の歌まで流れてきた。
「ガブリ ガブリ いっちゃうぜ~」
「捕食者の頂点~」
「見ろよ 俺の丸飲み~」
みたいな謎のラップ混じりの歌で面白かった。

結論:やっぱこういうのって1で終わらすのが正解なんだね。

あ、そういやなんかでかいタコだかイカだかの触手も出てきた!

カオス。
でもやっぱり私はサメ映画が好き!





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