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Esseyとエッセイと随筆の違い

海外に留学して何年間も英語で論文を書き続けてきた。その影響で、文章を書こうとすると、理論整然となりすぎていけない。

英語って、結論を先に述べる!とか、数学でなにかしらの問題を証明するときのように、文章と文章ごとの関係性や順番というものを非常にシステマティックに組み立てていくことを好む印象が強い言語だ。

ずっとそんな文章を書く練習をさせられていたから、日本語でエッセイ風に軽やかにふわっとした文章を書きたくても、気づくとなんかの論文みたいになっちゃう。ちょっと恥ずかしい。エッセイって意外と難しいんだな。

でも、ふと思ったの。
大学での論文、Esseyって呼ばれてたんだよね。エッセイじゃん。

え?随筆だったの?わたしは4年間、英語で随筆を書かされていたの?

でも情緒ある言葉選びや文章構成をしようとすると「アカデミックじゃない」って減点対象になったりしてたんだよね。だから、できるだけシンプルに、感情や情緒を全部引っこ抜いて、お能の面を被った感じで淡々と書いていかないといけなかったんだよな。

やっぱり日本の随筆と海外のエッセイはなんか違うんだろうか?


っていう、本当にどうでもいい話。

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