『ヘッラスの栄光』第六章:マケドニアの旋風
第一節 嵐の予感 (360~c353 BC) 1
プヒリッポスとアルタクシャティラーの登場 (360~57 BC) 海上同盟内戦争 (357 BC) ディオーンの反将主闘争 (357 BC) 老プラトーンの神話的新三部作の構想 (c357 BC) 老プラトーンの最後のひらめき:『プヒレーボス』 (c355 BC) プヒリッポス二世とディオーンの活躍 (356~55 BC) 老イーソクラテースと老プラトーンの失脚 (354~53 BC)
第二節 隻眼王の覇権 (353~347 BC) 14
マケドニア王国の展開 (353~51 BC) 反マケドニア派と親マケドニア派 (350~47 BC) 老プラトーンの呪わしき遺作 『法律』 (c347 BC)
第三節 欺瞞の講和体制 (346~339 BC) 23
プヒロクラテースの講和 (346 BC) マケドニア・パールサ戦争の緊迫 (345~43 BC) 将主ディオニューシオス二世の零落 (343 BC) マケドニアのくさびとねじれた対立 (342 BC) マケドニア・パールサ戦争前哨戦 (341~39 BC)
第四節 アレクサンドロス登場! (339~335 BC) 32
カイローネイアーの戦い (339~38 BC) コリントホス講和会議 (338 BC) アレクサンドロス三世の即位 (337~36 BC) 大王の「ヨーロッパ」遠征 (336~35 BC) 大王の豹変 (335 BC) アテヘェネー市の三学校とメガラ学派 (335 BC) テヘェベー市の猫背クラテース (c335 BC)
しかし、異変は外から起こった。北方のマケドニアに剛胆粗暴なプヒリッポス二世が登場、パールサでも、皇帝アルタクシャティラー三世がふたたびヘッラスに野心を抱くようになった。はたして、プヒリッポス二世は、ヘッラスの敵か味方か………。
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