『ヘッラスの栄光』エピローグ:王帝とヘッラスの衰滅
第一節 永遠の青年たち (324~323 BC) 1
大合同結婚式 (324春 BC) 老兵たちの送還 (324夏 BC) ハルパロス事件 (324 BC) ヘープハイスティオーンの死 (324秋 BC)
第二節 栄光の歴史の結末 (323~322 BC) 7
ラミア戦争の勃発 (323秋~22春 BC) ヘッラスの再征服 (322夏 BC) アテヘェネー市の屈辱 (322秋 BC)
第三節 形而上学の遺産 12
アリストテレースの遺稿 質料と形相 カテゴリア(最高種類)とプローテ・ウーシア(根本実体) 生成の形而上学 自然の階段 神話から科学へ
オリエントに戻った王帝アレクサンドロスは、ふたたび西方への大遠征を企図するが、その矢先に亡くなってしまう。この突然の事態に、ヘッラスでは、反マケドニアのラミア戦争が勃発するが、敗北し、ついに屈辱的軍事占領を受ける。アリストテレースは、いち早くアテヘェネー市を逃げ出したが客死、後には、その後の時代を導く膨大な形而上学の遺稿が残されていた………。
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