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『ヘッラスの栄光』第二章:エーゲ海戦争とアテヘェネー民帝国

第一節 パールサ大帝国の拡大 (c525~c500 BC) 1

 マゴスの偽皇帝と七人のクーデタ (c525~22 BC)  ダーリャヴァウシュの登場 (522~17 BC)  サモス島とバーブ=イラーニ市の攻撃 (517~15 BC)  西北スキュトヒアへの遠征 (514 BC)  トホラーキアとリビアへの勢力拡大 (c513~c10 BC)  ミーレートス共国の復興とクロトーン市教国の最期 (c510 BC)  アテヘェネー・ローマの政変 (c510~c05 BC)  エトルリア・ローマ戦争 (c505~c495 BC)

第二節 エーゲ海戦争 (c500~479 BC) 15

 アリスタゴラースの遠征失敗と反乱扇動 (c500~494 BC)  ローマ共国の衰退 (c495 BC)  前哨戦とスパルタ-の混乱 (c494~91 BC)  第一次エーゲ海戦争 (c490 BC)  ヘッラス再遠征への準備 (c489~81 BC)  第二次エーゲ海戦争① 巨大遠征軍の始動 (480春 BC)  第二次エーゲ海戦争② 熱泉門陸戦・ア岬沖海戦 (480夏 BC)  第二次エーゲ海戦争③ サラミース水道の逆転 (480秋 BC)  第二次エーゲ海戦争④ アソーポス川とミュカレー海岸の決戦 (479 BC)  舞唱劇の誕生  舞唱劇作家アイスキフュロス (525~456 BC)  エレアー市の一元主義存在哲学① ヘーラクレイトス (c540~c470 BC)  エレアー市の一元主義存在哲学② パルメニデース (c515~c450 BC)

第三節 アテヘェネーの覇権 (478~c35 BC) 34

 アテヘェネー時代の到来 (478~75 BC)  戦争主導官の独裁① テヘミストクレース (c475~70 BC)  戦争主導官の独裁② キモーン (470~61 BC)  サローニコス湾・ドロソコホーリ峠紛争 (c460~c57 BC)  アテヘェネー民帝国の覇権 (c456~c50 BC)

第四節 クラシック文化の輝き (c5C BC) 42

 危険な平和の偉大な繁栄 (c450~c440 BC)  多元主義自然哲学① アナクサゴラース (c500~c428 BC)  多元主義自然哲学② エムペドクレース (c493~c33 BC)  富裕市民のクラシック文化  大記録作家ヘーロドトス (494~30 BC)  エレアー市のゼーノーン (c490~30 BC)  智恵教師プロータゴラースの登場 (c500~430 BC)  舞唱劇の最盛期:ソプホクレースとエウリーピデース  建築と彫刻の〈均整美〉

 いよいよ小国ヘッラスと大国パールサがエーゲ海を挟んで歴史的大戦争を繰り広げることになる。ところが、ヘッラスは思わぬ勝利を得、その結果、その中心となったアテヘェネー市は、輝かしいクラシック文化の築き上げたのだった………。

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