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『ヘッラスの栄光』第三章:ヘッラス東西戦争

第一節 傲慢なるアテヘェネー (c440~c29 BC) 1

 サモス島遠征 (c440~39 BC)  アテヘェネー市とコリントホス市の対立 (438~33 BC)  メガラ海上封鎖とポテイダイア遠征 (432~31 BC)  ペリクレース=サークルの衰運と自然学の展開 (c435~c30)  ヘッラス東西戦争の勃発 (431 BC)  市城の中の疫病 (430~29 BC)  海戦の夏 (329 BC)

第二節 周辺都市の攻防 (428~23 BC) 10

 レスボス島の反乱 (428 BC)  ゴルギアースとテイシアースの論戦 (c427~c25 BC)  デーロス島同盟のイオーニア海制圧 (c425~c24 BC)  ラコーニア遠征とトホラーキア遠征 (424~23 BC)  アテヘェネー市の智恵教師たち (423~c20 BC)

第三節 ニーキアースの平和 (422~15 BC) 18

 ニーキアースの平和とソークラテースの覚醒 (422~21 BC)  ソークラテースの教育 (321~c10 BC)  両同盟内部での関係悪化 (421~15 BC)  新たなる絵画技法 (c430~c10 BC)

第四節 アテヘェネー陥落 (415~05 BC) 26

 シチリア島遠征 (415 BC)  シチリア島での大敗北 (414~13 BC)  デーロス島同盟の崩壊 (413~12 BC)  亡命将軍アルキヒビアデースの暗躍 (412~09 BC)  マケドニア宮廷の繁栄とソークラテース一門の興隆 (408~07 BC)  アテヘェネー市の敗北 (407~05 BC)

 エーゲ海を支配する傲慢なアテヘェネー市の西進に対し、コリントホス市などの中堅諸国が反発し、ついに内戦となってしまう。この戦争の真中、哲人ソークラテースが登場し、人間教育を訴えるが、その弟子として世に出てきたのは、稀代の奸雄アルキヒビアデースだった………。

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