第一節 ヘッラス以前のエーゲ海 （c2800～c800 BC） 1

 クレーテー文明 神々の時代 （c2800～c1500 BC）  ミュケェネー文明 英雄の時代 （c1500～c1200 BC）  ドーリア人による暗黒時代 （c1200～c800 BC）

第二節 古代ヘッラス文明の曙光 （c800～c700 BC） 4

 ポリスと荘園の発生  地中海大植民時代  ジオメトリック文化  ローマ市の誕生

第三節 地中海大貿易時代 （c700～c580 BC） 11

 軍事国家スパルター士国  植民市建設の新たな展開  将主たちの登場 （c660～c30 BC）  オリエント・地中海情勢の激変 （c630～c６15 BC）  アッシリアの滅亡と小アジア半島の緊張 （c620～c600 BC）  貿易賢人ソローン （c600～c590 BC）  ヘッラスの賢人たち

第四節 アルカハイック文化 （c7C BC） 22

 理念芸術の発生  建築と彫刻のアルカハイック様式の確立  デーメーテール教とディオニューソス教  アポッローン教とオルプフェウス教  自然哲学の成立 タハレース

第五節 パールサ大帝国の脅威 （c580～c25 BC） 31

 王イシュトゥメグの不吉な予感 （c580～c60 BC）  アテヘェネー市の政変 （560 BC）  新興パールサ帝国とイオーニア連合 （560～57 BC）  スパルター士国の改革とペロプス半島同盟 （556～c50 BC）  ミーレートス学派自然哲学と一元主義存在哲学の成立 （c580～c480 BC）  リュディア王国の滅亡 （c550～c46 BC）  小アジア半島の衰退とアテヘェネー将国の勃興 （c546～c40 BC）  最後のミーレートス学派自然哲学 アナクシメネース （?～525 BC）  暴君将主たちの時代 （c540～c25 BC）  クロトーン市のピュータハゴラース政治教団 （c535～c15 BC）

　クレタ・ミュケェネー文明の後、独立諸市を特徴とするヘッラス文明が成立し、地中海各地に植民地を建設していく。しかし、やがてオリエントの大国パールサも、小アジア半島とへ勢力を拡げ、しだいに緊張が高まっていく………。